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FAKY&Novel Coreに聞く、アーティストとして掲げるそれぞれの信念 「half-moon」コラボ曲に表れた“多様な視点”

リアルサウンド

20/7/9(木) 12:00

 次世代ガールズ・ユニオンのFAKYが、ヒップホップアーティストNovel Coreとフィーチャリングした新曲「half-moon feat. Novel Core」をリリースする。

 もともと本作は、FAKYのメンバーであるHinaがNovel Coreと共に出演していたABEMAの恋愛リアリティーショー『月とオオカミちゃんには騙されない(以下、月とオオカミちゃん)』を通して抱いた想いを込めた、今年2月デジタルリリースの同名曲が元になっている。人間なら誰しも持っている「多面性」を「月の満ち欠け」に喩えた歌詞の中に、Novel Coreの新たな視点が加わったことによって、楽曲の世界観はより広がりと奥行きを感じさせるものとなった。

【MV】FAKY / half-moon feat. Novel Core

 「多面性」といえば、そもそもFAKYこそが、全く違う個性を持つ5人が集まった「多面的」なグループだ。メンバーの「ありのまま」を尊重し「決してジャッジはしない」と本インタビューの中で語っていたFAKYのLilʼ Fang。そんなグループのあり方は、「多様性」が謳われながらも「対立」と「分断」が加速するこの世界の中で、新たな関係性を構築していく上での大きなヒントになるかもしれない。

 J-POPとヒップホップという、普段の活動のフィールドは全く違うFAKYとNovel Coreだが、お互いのどんなところに惹かれ、どのような共通点を感じているのか。和気あいあいとした雰囲気の中でざっくばらんに話し合ってもらった。(黒田隆憲)

Hina「Coreさんはとても気遣いの細やかな人」

FAKY&Novel Core

ーー今回、初のコラボレーションとなるわけですが、まずはお互いの印象について聞かせてもらえますか?

Hina:私は『月とオオカミちゃん』での共演が初対面だったんですけど、番組開始当初からメンバー全員に対してとても親身に話を聞いてあげている姿が印象的でした。とても気遣いの細やかな人だなと。アーティストとしての(Novel)Coreさんは、作詞作曲を全て自分で手掛けていたり、ライブでも一人でステージに立つこともあったりするわけじゃないですか。私はグループで活動しているし、ステージに立つ時は隣に必ず誰かがいてくれるので、自分には出来ないことをたくさんしているから本当に尊敬しています。

Mikako:初めてCoreさんとお話ししたのは、私たちが毎週金曜日に生配信しているYouTube動画『FAKYWORLD』に、リモートでゲスト出演してくださった時だったんです。最近は、こうやって取材などで直接お会いする機会も多くなったんですけど、すごく真面目で真っ直ぐな方なのだなと思っていますね。例えばLil(Lilʼ Fang)がちょっとボケたりすると、必ず拾ってあげてる。私は8割くらいスルーしちゃうんですけど……。

Lil’ Fang:いや9割でしょ!

Mikako:(笑)。だから、どこまで優しい人なんだろうって思っています。年下なんだけど、すごく大人だなって。きっといろんな物事がちゃんと見えてるんでしょうね。

Taki:私は『FAKYWORLD』の前に、SNSでHinaがCoreさんとのツーショット写真を上げていた時、コメントを付けたことがきっかけで色々やりとりさせてもらうようになりました。その時に同い年だと知って、とても親近感が増しましたね。あと、実際にお会いしたら……思ったよりも背が高かった!

Novel Core(以下、Core):そこ?(笑)

Akina:私は『月とオオカミちゃん』を毎回楽しみに観ていて、その時から優しい人だなと思っていました。実際に会ってからも、その印象は全く変わっていないですね。優しいし、いつも気を遣ってくれる。ラップもカッコいいし。

Lil’ Fang:私はCoreさんのこと、ラップバトルの番組に出ている頃から存じ上げていたんですよ。でも、まさかこういうかたちで一緒に音楽をやることになるとは思っていませんでしたね。私たちはオルタナティブグループで、これまでもジャンルにこだわらず色々な活動をしてきたつもりだけど、まさかガチのヒップホップの方とコラボできるなんて……ありがたいなあと思います。人としては、おそらく会ってお話しする機会が私はHinaの次に多いと思うんですよ、スタジオでの作業もあったし。そういう時は本当にいつも楽しくやり取りできるし、今や友達みたいな気持ちでいますね。

Core「Hinaは自分の弱さと向き合って戦っている姿がカッコいい」

Novel Core&Hina

ーーCoreくんは、FAKYの活動をどんなふうに見ていました?

Core:メンバーそれぞれの個性が際立っているのに、ちゃんと同じ方向を向いているのがすごいなと思います。Takiちゃん以外はみんな年上なんですけど、みんな余裕があってカッコいいなと。

ーーメンバーそれぞれの印象は?

Lil’ Fang:おお、それは是非とも聞いてみたい!

Core:プレッシャー……(笑)。まずHinaは、『月とオオカミちゃん』で会った時からアーティスティックな印象だったし、出演者の中で一番話しかけたい人だったんですけど、実際に話してみたら本当に楽しくて。しかも、知れば知るほどストイックな面を感じるというか。自分の「弱さ」も分かっているぶん、常にそこと向き合って戦い続けている姿がカッコいいなと思っていましたね。

 Mikakoさんはクールな印象があったんですけど、話してみたらすごく気さくな方で。最近は手厳しいツッコミが入るようになりましたけど(笑)、今後もビシバシきてくれたら嬉しいです。

Mikako:あははは(笑)。

Core:Takiちゃんは、俺がHinaと『月とオオカミちゃん』に出ている時から、番組の中で何かあると「やばみー!」とかDMを送ってきてくれてたんですよ(笑)。同い年として、一番気兼ねなく話ができる人なんですけど、ステージ上とかスイッチが入った時の姿を見ると「うわあ、かっこいいなあ」ってなりますね。

 Akinaさんとも最近になってDMとかで連絡取らせてもらって。本当に太陽みたいな人だなって。いつも笑顔で、いるだけで場の空気を明るくしてくれる存在だなと思います。

Akina:嬉しい(笑)。

Core:Fangさんことは、前からファンだったですよ。『月とオオカミちゃん』に出ていた時からHinaにもそれはずっと言ってて。

Hina:うん、言ってたよね。「Fang様!」って(笑)。

Core:FAKYはリアルで「Fangさん推し」で、インスタとかもフォローさせてもらって時々DMとか送っていたんですけど、常に既読無視されてました。

Lil’ Fang:あははは!

Core:「Fang様、おはようございます!」とか、スペインから帰ってきた時は「おかえりなさいませ!」とか送っても、絶対に返してくれないんですよ。

Lil’ Fang:ずっと「Fang様、Fang様」って言われてたから、「いじられてんのかな?」って(笑)。しかも、会ったこともない人に「おはようございます」「お帰りなさい」って言われても、なんて返したらいいか分かんないじゃん。

一同:笑

Core:ひょっとして冷たい方なのかな……? と思ってたんですけど、いざ会ってみたら本当、いろんな話で盛り上がれる方だなあって。ただ、この間お互いの恋愛観について話をしていたら、俺の中の「Fang像」が崩れちゃったんですよね……。

Lil’ Fang:私、恋愛至上主義なところがあるんですけど、そのエピソードトークをしたら「イメージと違う」ってドン引きされた挙句、「推し変」されちゃいました(笑)。

Core:今後は「Takiちゃん推し」にしようかなと思ってます(笑)。

Lil’ Fang:でも新鮮ですね、こんなふうにCoreさんを交えてインタビューにお答えしているのは。普段はFAKYのメンバーだけで稼働しているから、ちゃんと音楽で繋がれた上で他愛のない話で盛り上がれたりするの、楽しくて仕方ないです。

Lil’ Fang「“付け足した”ではなく、“一緒に新しいものを作った”という感じ」

Akina&Lil’ Fang

ーー今回のコラボ曲「half-moon」は、もともと『月とオオカミちゃんには騙されない』を通してHinaさんの揺れ動く想いをLIL’Fangさんが作詞をして、2月にFAKY名義でリリースされたものですよね。その時は、どんなふうに制作していったのですか?

Hina:作り始めたのはまだ番組の撮影が始まったばかりの頃だったんですけど、撮影中にあった出来事とか、その時の気持ちを箇条書きにしたメモをLilにメールで送って。それをもとに歌詞を書いてもらいました。私が思ったことをそのまま私が歌詞にしてしまうと、当事者だけの目線に偏ってしまうかなと思ったんです。グループとして5人で表現する歌詞に仕上がったのは、Lilがいてくれたからこそだし、誰が聴いても共感できる内容になったのもLilのおかげですね。

Lil’ Fang:FAKYは「個性の集合体」を目指しているので、それぞれの目線を取り入れることができれば、大体の女の子は共感してもらえるんですよ。なので、Hina目線のモチーフをいかにメンバーそれぞれの目線に落とし込むかはすごくこだわりました。Hinaの気持ちにもなったし、AkinaやTaki、Mikakoの気持ちになりながら書いていきましたね。

ーー番組の世界観をちゃんと投影しつつ、「5人の歌詞」にするのがこだわりどころだったわけですね。

Lil’ Fang:まさに。放送が始まる前にHinaからはメモを送ってもらって、それをもとに歌詞を書いていったんですけど、放送が始まってからは毎回チェックして、細かいところを書き直しながら、番組にも寄り添えるものにしていきました。作っていくうちに『月とオオカミちゃん』に出演している人たちのことが、Coreさんも含めて大好きになったし、みんなが納得してもらえるような歌詞にしなきゃなってより強く思いましたね。

Core:僕は最初、この曲を聴いたときには「Hinaの心情を歌ったものなのかな」と思ったんですけど、歌詞をじっくり聴き込んでいくと、自分の心情と重なる部分もたくさんあって不思議だったんです。後からLilさんに「実は男性目線も取り入れたんだよね」って言われて「なるほどなあ」って腑に落ちましたね。

ーー特に気に入っているフレーズはありますか?

Lil’ Fang:歌い出しの〈真夜中ここで 教えて心だけ〉のところは、我ながらいい歌詞書けたんじゃないかな、と(笑)。『月とオオカミちゃん』は番組だからこそ「いつか終わってしまう」という刹那的なものがあるじゃないですか。その中にある、人と人との距離の変化や心の揺れみたいなものを感じているうちに、「心だけでもいいから教えてほしい」という切ない気持ちが湧き上がってきて。それをうまく込められたなって思っていますね。

ーー「明日はどうなっているか分からないからこそ、今この瞬間を大切にしよう」というメッセージも込められているなと思いました。

Lil’ Fang:うん、確かにそうですね。

ーー〈half-moon the other side of me ひとつだけじゃ〉というラインには、どんな思いを込めましたか?

Lil’ Fang:『月とオオカミちゃん』のテーマは「人の二面性」みたいなことだったわけじゃないですか。「誰がオオカミちゃんなんだろう」「この人の、本当の気持ちって……?」みたいな。番組に出演しているHinaの二面性だったり、そのコントラストみたいなものだったりが垣間見える瞬間もあったときに、「でもこれってみんなが持っているものだよな」と気づいたんですよね。もっといえば、二面どころかたくさんの面が一人の人間の中にはある。仕事とプライベートだったり、趣味と家庭だったり、環境によって色んな側面が出てくるじゃないですか。で、どの面もその人自身であるし、どれが欠けても違うというか。

 例えばその二面性を「太陽と月」に喩えてしまうと、表裏一体であることを表現できないと思ったんです。でも「月の満ち欠け」だったら、「隠れて見えないときにも、確かにそこには存在している」ということの喩えとしてしっくりくるなと思ったんですよね。

ーーそんな「half-moon」に今回、Coreくんは参加。新たにリリックを加える上でこだわったのは?

Core:すでにリリースされている曲の中に「フィーチャリング」という形で参加するわけだから、元の世界観を壊してしまうのは嫌だなと思ったので、まずはFangさんに連絡して1時間くらいお話しさせてもらいました。さっきも言ったように、元々の曲の中にも男性を含めいろんな目線が入っていると聞いたので、じゃあ俺も自分だけの目線じゃなくて、女の子の目線も入れてみようと。そこは大きなチャレンジではありましたね。

Lil’ Fang:いや、ほんと最高でしたね。「原曲に付け足した」ではなく、「一緒に新しいものを作った」という感じがしたというか。

Hina:そうだね。

Lil’ Fang:Coreさんのラップが入った上で、トラックもリアレンジしようという話になったし。それくらいCoreさんのラップにパワーがあったんです。

Core:嬉しいです。

ーー多面性がテーマのこの曲に、Coreくんの目線が入ったことでより楽曲に立体感が増しましたよね。

Lil’ Fang:本当にそう思います。「立体感」ってめっちゃいい表現ですね。使わせてもらってもいいですか?

FAKY&Novel Coreがコロナ自粛で感じたこと

Taki&MIKAKO

ーーもちろん(笑)。ところで、今回の自粛期間はみなさん、どんなふうに過ごしていましたか?

Hina:私はこの冬が人生で最も忙しかったんですけど、『月とオオカミちゃん』が終わったのとほとんど同時くらいに自粛期間が始まって。ずっと走り続けていたのが、急にストップかけられたみたいになったので、最初のうちはどうやって時間を過ごせばいいのか分からなくなってしまいました。ここまでメンバーとも会えなくなったのは初めてだったし、ずっと「物足りなさ」を感じていたというか。「自分には何が残っているんだろう」「今、何ができるのかな」とずっと考えさせられた期間でしたね。今まで当たり前だと思っていたことが、実は全然当たり前じゃなかったんだなということにも改めて気づかされました。

Akina:ワンマンを含めた全てのライブがなくなってしまい、代わりに私たちは、さっきMikakoが話していた『FAKYWORLD』という配信番組を始めたんです。そうしたら、ファンの方たちと今まで以上にコミュニケーションができて、より近くなったような気持ちになれたんですよね。大切な人たちや、ファンの人たちと今まで以上に「繋がり」を強く感じられるようになれたのは、こういう状況下でのポジティブな側面の一つだったと思います。

Taki:確かに。ついネガティブな気持ちになってしまうけど、ポジティブな側面も見た方がいいなと私は思っていました。例えば、今までずっと忙しく仕事をしていた人も、自分と向き合う時間や家族と過ごす時間も増えただろうし。

MIKAKO:私自身は、良い意味であまり変わってなかったですね。これまでずっと自分と向き合ってきたし、それをこの期間はもっと突き詰めようと思ったので、お休み中も普段のお仕事のスケジュール通りに自分でマネジメントして動いていました。この先、いつまたライブが再開できるのか今はまだ分からないですけど、いざその時になって「あれ?なんか体型が変わった?」とか「パフォーマンス落ちてない?」「息切れしてるじゃん」と言われるのはすごくカッコ悪いし、よりパワーアップした姿を見せなきゃと思って日々過ごしていました。

ーーすごい。本当にストイックな方なのですね。

Lil’ Fang:それがキャプテンなんです(笑)。みんなの言ってること、すごくよく分かるなあと思って聞いていたんですけど、私自身は「繋がり」についてよく考えていました。もともと友達も少なくない方だしフットワークも軽いから、いろんな人に会いに行くのが大好きなんですよね。それが一切全くできなくなって、今までずっと連絡を取り合ってた人とはあまり連絡を取らなくなったり、逆に全然連絡を取っていなかった人と、急につながりを感じるようになったりして。なんか、人との関係性って「頻度」じゃないんだなということを強く感じました。

ーーすごくよく分かります。自分にとって、本当に大切なものを見直す期間だったというか。

Lil’ Fang:SNSに関しても、今まで私はずっと苦手意識があったんですけど、この期間は「SNSがあって本当に良かったな」と思うことが多かった。「あの人どうしてるだろう、心配だな」と思った時にすぐ連絡が取れたり、世界中どこにいても繋がることができたりするのは、本当にすごいことなんだなあって今更ながら強く思いました。そして、別に直接会わなくても「繋がる」ことはできるんだなということにも気づいたし、逆に直接会えることのありがたさも実感することができましたね。

ーーみんなが自宅から出られなくなったことで、隣に住んでいようが海の向こうに住んでいようが関係なくなったところはありますよね。

Lil’ Fang:本当にそうなんですよ。世界がすごく近く感じたというか。こんなに世界中が同じ問題で悩んでいることなんて今までなかったし。今回、Black Lives Matterの運動が全米で起きた時も、きっと自粛期間じゃなかったら日本でこんなに早くリアクションが起きてはいなかったと思うし。コロナになって「世界中みんな、同じ時間を一緒に過ごしているんだ」という意識が強くなったからこそ、自分の問題として考えることができたのかもしれないですよね。

 もちろん、まだコロナもBLMも全然解決には至っていないし、苦しいこともたくさんある。亡くなった方もたくさんいるから、良い部分だけを手放しには言えないとは思うんですけど。ただ、出会わなければいけない「壁」だったのかなと思っています。

Core:僕は、Mikakoさんと考え方はすごく近くて。部屋でとにかく曲を作りまくったし、動画配信の見せ方も考えたし。1日中アイデアを頭の中でめぐらせるようになりました。前よりもクリエイティブになった気がしますね。

Hina:自粛期間に何曲作ったんだっけ?

Core:82曲です。

ーーええ!?

Lil’ Fang:すごくないですか?(笑)CoreさんもMikakoと同じで、めちゃくちゃストイックな人なんです。

Lil’ Fang「“自分らしさ”を曝け出して、それに対して誰も“ジャッジ”をしない」

ーー緊急事態宣言も解除されて、これから徐々に世の中も動いていくと思うのですが、そんな中でどんな活動をしていきたいか、最後に聞かせてもらえますか?

Lil’ Fang:FAKYがずっと大事にしているのは「リアル」であることなんです。それは、グループとしての活動もそうですし、私たちの生き方もそう。もちろんファンの人たちを元気付けたいと思っているし、力になりたいとも思うんですけど、今回のことは私たちもショックだったし、辛かったし悔しかった。それを隠すつもりは全然なくて、「辛かったよね」って一緒に泣いたっていいんじゃないかと思っているんですよね。

ーー弱い部分も曝け出しているからこそ、ファンもみんなFAKYを信頼しているのかもしれないですね。

Lil’ Fang:そう思います。メンバーそれぞれが「自分らしさ」を曝け出していて、それに対して誰も「ジャッジ」をしないようにしています。

ーーその人のありのままを、ジャッジせずそのまま受け入れるってとても大切なことだと僕も思います。

Lil’ Fang:そうなんです。そのことをAkinaとTakiにいつも気付かせてもらっています。日本人ってついジャッジしてしまいがちなんですよね。

ーーCoreくんは以前、自分はケンドリック・ラマーのような先導者になりたいと言っていましたよね。

Core:そうですね。誰かにとっての「代弁者」でありたいという気持ちはずっとあります。それこそ肌の色や思想信条、年齢、職業、そういったものに左右されず、平等に世界を動かす力が音楽にはあるのだということを、今後も訴え続けていきたいと思っていますね。

 あと、これは先輩のアーティストの方たちともよく話すんですけど、アーティストのメンタルヘルスについて日本はまだまだオープンになっていないと思うんです。アーティストが抱える孤独感などを、もっと包み隠さず伝えていけるような状況を作っていきたい。そして、「自分の人生の舵を、他の誰かには絶対に取らせないで」というメッセージは、これからもずっと伝え続けていきたいと思っています。

FAKYデジタルシングル『half-moon feat. Novel Core』

■リリース情報
FAKYデジタルシングル『half-moon feat. Novel Core』
7月7日 リリース
楽曲はこちら

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