Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

“人生で最高の夏”があなたの家にやってくる!
ディズニー&ピクサー最新作『あの夏のルカ』の魅力を徹底分析

PR

『トイ・ストーリー』『ソウルフル・ワールド』のディズニー&ピクサーの最新作『あの夏のルカ』が現在、ディズニープラスで独占配信されている。

本作は、未知の世界に冒険に出かける少年のひと夏のドラマと、そこで起こる奇跡を描いたファンタジー・アドベンチャーで、この夏、多くの人を魅了することになりそうだ。

ピクサーの歴史は“友情ドラマ”の歴史だった

思い返せば、ピクサーの名作の多くは“友情”を描いてきた。

『トイ・ストーリー』では、おもちゃのウッディとバズが最初は反発しあうもやがて友情を深めていき、いまでは世界で有数の名コンビにまで成長した。『モンスターズ・インク』のマイクとサリーは見た目も大きさも性格もまったく違う凸凹コンビ。『ファインディング・ニモ』に登場するマーリンと忘れっぽい魚のドリーは、ニモを探す冒険を通じて唯一無二の友達になっていく。

見習いシェフと料理上手なネズミが最高のパートナーになることだってある。名作『レミーとおいしいレストラン』のレミーとリングイニはタッグを組んでアッと驚く料理で人々をもてなした。『リメンバー・ミー』のミゲル少年は、死者の国で最高の友人ヘクターに出会う。

年齢や境遇がまったく違う場合もある、性格が正反対の場合もある。そんなふたりが友達になり、友情を築き、やがて“ひとりではなし得なかったこと”を達成していく。そこにドラマがある。そこにキャラクターの成長がある。そこに観客が忘れられない瞬間が生まれるのだ。

『あの夏のルカ』も、観客の記憶に残り続ける友情の物語だ。

イタリアの港町ポルトロッソ近くの海では、人間が恐れる未知の生物“シー・モンスター”が暮らしている。一方、海の世界ではシー・モンスターたちが平和に暮らしながら、人間の世界を恐れていた。

シー・モンスターの少年ルカは、まだ行ったことのない人間の世界に対する興味が強く、いつか海を飛び出して、見たことのない世界を目にしてみたいと思っていた。そんなある日、ルカは偶然に海の世界を出てしまい、そこで人間の世界を知るシー・モンスターの少年アルベルトに出会う。

ルカは人間の世界を恐れる気持ちがありながら、初めて見る世界にワクワクし、アルベルトと過ごす楽しさに夢中になっていく。そしてついにふたりは海の掟をやぶり、人間の姿になって(※体が乾くと人間の姿へ変化する)港町ポルトロッソに足を踏み入れる。

様々な人々に出会う中でルカは、もっと世界を知りたいと思うようになる。アルベルトはふたりでどこまでも行こうと語りかける。しかし、ふたりが町で暮らし始めたことで、大騒動が巻き起こる!

本作は少し怖がりだが好奇心と意思が誰よりも強い少年ルカと、どこかに出かけている父の帰りを待ちながら海と人間の世界を自由に行き来するアルベルトが偶然に出会い、冒険を通して“最高の友達”になっていく物語が描かれる。

最高の友達は“友情以上のこと”を教えてくれる

“最高の友達”とは一体、どんな人物だろうか? いつも一緒にいる人? 話していて楽しい人? 同じ趣味がある?

『あの夏のルカ』を観たあなたはこう思うはずだ。最高の友達は、単なる仲良しではなく“友情以上のこと”を教えてくれる存在だと。

海の世界で親の言いつけを守っていたルカは、アルベルトという親友に出会ったことで、自分が本当は新しい世界に出かけて行きたいと思っていたことを再確認する。同時に自分が新しい世界に足を踏み入れたり、新しいことにチャレンジする時に少し怖いと感じていることに気づく。それは、海の世界で暮らしていただけでは気づけなかったことだ。アルベルトという最高の友達に出会えたことで、ルカは友情だけでなく、自分の本当の想いや、自分の弱さを知ったのだ。

そして、最高の友達は“誰かのために行動することの大切さ”も教えてくれる。自分のためならがんばれないと思うことでも、友達のためならがんばれることがある。ずっと一緒にいたい友達だからこそ、相手の気持ちを思って別々の道を進むことを選ぶこともある。

『あの夏のルカ』のルカとアルベルトは、劇中で様々な冒険を繰り広げ、私たちに“最高の友情”がいかに様々な感情やドラマを生み出すのか教えてくれる。

本作の監督を務めたエンリコ・カサローザは「そのことをすごく考えながら映画を作りました」と振り返る。

「自分以上に自分のことを思ってくれる、自分よりも自分のことをわかってくれている人がいる。それが友人だと思うんです。ルカが“できない、できない”と思っている時にも、アルベルトは“君ならできるよ!”って言ってくれる。本当の友達は"君は本当はこんなことができるんだよ”って教えてくれる存在でもあると思うんです。誰もが人生の中で、アルベルトのような友達が必要なんだと思います。

この映画のルカとアルベルトは、僕と親友が数年前に話したことが基になっています。僕らは“どうして僕たちの友情は特別なものになったんだろう?”って考えたんです。そこでは僕らは、お互いを成長させ、お互いに学び合い、ふたりが違う道に進んだとしても友情を共に連れていくことができたからだって話になりました。僕にもアルベルトみたいな友達がいたから、自分の夢を追うことができた。僕は“もし親友に出会わなければ、いまの自分はあっただろうか?”とも考えるんですよ」

ルカにアルベルトがいるように、あなたにも自分以上に自分のことを知っていて、いまの自分を語る上で欠かすことのできない友達がいるかもしれない。もしくはこの先に出会うかもしれない。

『あの夏のルカ』が描く友情のドラマは、単なる“泣ける”友情ドラマではなく、あなたの人生にも起こった、あるいはこの先に起こるであろう友情のドラマだ。だから、本作で味わった感動や想いはずっと記憶に残り続けるに違いない。

“あの夏”の空はどんな空よりも青くて高い

本作はタイトルの通り“夏”が物語の舞台になっている。

劇中にはイタリアの美しい海が登場し、空は目にも鮮やかな青で、陽が暮れてくると辺りをオレンジ色で満たし、夜には夏の星座が輝く。太陽光を浴びた港町はレンガづくりの美しい街並みで、行き交う人々の表情や、子供たちが大好きなジェラート、皿にたっぷりと盛り付けられたパスタ、木の上に建てられた秘密基地のような寝室、そして街をあげて盛り上がる自転車レース…劇中に登場する様々なアイテムに目を奪われる。

映画を観ているだけで、まるで自分がイタリアの港町を旅行しているような気分になれるのも、本作の大きな見どころのひとつだが、劇中で描かれる夏の風景は、単なる物語の“背景”ではなく、ルカとアルベルトをワクワクさせ、成長のきっかけを与えてくれるものとして描かれている。

だから、“かつて子どもだった”大人の観客は『あの夏のルカ』の風景や、抜けるような青い空を観て懐かしさを感じるかもしれない。

大人になっても夏はやってくる。でも、子どもの頃に体験した夏は特別で、その時に観た風景や出来事を忘れられずにいる人は多いのではないだろうか? いま振り返ってみると、記憶の中の人生最高の夏の空は、どんな空よりも青くて高いはずだ。

『あの夏のルカ』に登場する夏の風景は、主人公の少年たちの成長やドラマの伴奏者であり、観客の“夏の記憶”を思い出させてくれる存在だ。イタリアに住んだ経験がなくても、海を自由自在に泳げなくても、『あの夏のルカ』で描かれる夏の風景は、なぜか懐かしく、共感を呼ぶ。

そこで本作の日本語版では、井上陽水の名曲をトクマルシューゴがアレンジした「少年時代(あの夏のルカver.)」がエンドソングとして流れている。ボーカルを担当したヨルシカのsuisは「夏というものは、多くの人に平等に降り注ぎます。ルカたちの夏、それから皆さまそれぞれの夏を感じていただけたら嬉しいです」と語る。

2021年も夏がやってくる。今年は『あの夏のルカ』が人生最高の、あなたの記憶に残り続ける夏を連れてきてくれる!

『あの夏のルカ』
ディズニープラスで独占配信中

(C)2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

アプリで読む