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孤高の文学者が死を思うとき…文学座「ウィット」西川信廣の演出で上演

ナタリー

21/4/8(木) 19:31

文学座「ウィット」キャスト(撮影:宮川舞子)

文学座「ウィット」が6月5日から13日まで、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。

「ウィット」は1993年にリーディング公演として発表されたマーガレット・エドソンの処女戯曲。1998年にオフ・オフ・ブロードウェイ入りし、1999年にはピュリツァー賞に輝いた。

劇中ではがんを患い、かつての教え子・ジェイソン医師の研究対象にされたことに屈辱を感じていた英文学者ビビアン・ベアリングが、周囲との交流やジョンの姿に過去の自分を重ね合わせることで、“生と死”に向き合うようになるさまが描かれる。

今回、演出を担う西川信廣は、2002年にも草笛光子の主演で本作を手がけている。キャストには新橋耐子、富沢亜古、張平、斎藤志郎、内藤裕志、木場允視、杉宮匡紀、西村知泰、川合耀祐が名を連ねた。なお、11日公演ではライブ配信も行われる。また、本公演は6月19日に新潟・長岡リリックホール シアターでも上演される。

文学座「ウィット」

2021年6月5日(土)~13日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

2021年6月19日(土)
新潟県 長岡リリックホール シアター

作:マーガレット・エドソン
訳:鈴木小百合
演出:西川信廣

出演:新橋耐子、富沢亜古、張平、斎藤志郎、内藤裕志、木場允視、杉宮匡紀、西村知泰、川合耀祐

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