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花江夏樹「ウォーグレイモンを嫌いな男はいない!」、松岡茉優はデジヴァイスを回想

ナタリー

20/2/4(火) 20:41

「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」完成披露試写会の様子。

「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」の完成披露試写会が本日2月4日に東京・新宿バルト9で行われ、キャストの花江夏樹、坂本千夏、松岡茉優、監督の田口智久が登壇した。

デジモンシリーズの20周年作品となる本作では、“選ばれし子どもたち”とパートナーデジモンの冒険が描かれる。花江は八神太一、坂本は太一のパートナーアグモン、松岡は科学者のメノア・ベルッチに声を当てた。

まず花江は「僕は『デジモンアドベンチャー tri.』の第1章から参加しています。今回の作品が集大成です!」と切り出し、「これだけ長い時間、同じ役を演じることは珍しいことです。大人になった太一の魅力を表現できるよう演じました。太一が最後にどのような決断をするかが見どころです」と観客にアピール。1999年に放送が開始されたテレビアニメ「デジモンアドベンチャー」から同シリーズに出演してきた坂本が「20年ってすごい長い年月ですよね。テレビをやっていたときは、こんなにデジモン好きな人がいるとは知らなかった。知っていたらもっと楽しくやれてたのに(笑)。あの頃テレビを観ていた子供たちが今はこんなに立派になって! そりゃ歳も取るわけね」と満員の会場を笑顔で見回すと、花江は「あの頃はみんな子供だったけど、今では誰にも怒られずデジモングッズにお金を使えますね」と会場の笑いを誘った。

幼い頃から「デジモン」シリーズが好きだったという松岡は「子供の頃、万歩計機能の付いたデジヴァイスを河原で振ってました!」と身振り手振りを交えて回想。役作りについて問われると「まずは平常心でいることです! だってアグモンとしゃべってるんですよ?」と興奮気味に隣にいる坂本を見やる。続けて「あの頃のデジモンを作っていたベテランのスタッフと、デジモンを観て育ったスタッフが一緒に作っています。子供心を思い出させてくれつつ、もう一歩大人にしてくれる映画です」と本作の魅力を紹介した。

「田口監督は本当にデジモンが好きなんだなと思いました」と本作の感想を語る花江。花江が「絵の作りも初代の映画に近いような雰囲気があってうるっときてしまいます」と述べると、坂本も同意し「あんたも好きねって感じですね(笑)。最初から心をわしづかみにされますよ!」と声を弾ませる。松岡が「映画が始まってすぐひざから崩れ落ちます。前のお客さんと衝突注意! お気を付けください」とネタバレを気にしつつ観客に呼びかけると、花江も「こらえきれないですよね」とうなずいた。

イベント中盤には登壇者が同シリーズの好きな登場人物とデジモンをフリップで発表する場面も。好きなデジモンにウォーグレイモンを挙げた花江は「説明はいらないでしょ。ウォーグレイモンを嫌いな男はいません!」と断言。坂本は好きな登場人物に太一を選び「そりゃそうでしょ! やっぱり太一だよ。しょうがない大好きなんだから」と思い入れたっぷりに語る。松岡は「ずっとエンジェウーモンが好きだったんですけど、今作で1位がアグモンになってしまいました。とにかくアグモンがヤバいです。現場からは以上です」と回答した。田口は「ほっぺをずっと触っていたい」との理由からテリアモンを好きなデジモンに挙げ、会場を和ませる。

最後に松岡は「太一たちはどんな状況でもあきらめず前に進んで行きます。そんな姿に大人になった今でも勇気をもらいました。皆さんも勇気と元気をもらってほしいです」と思いを口にする。花江は「大人になった太一を引き継いで演じさせてもらっていることがいまだに信じられないです。大人になって得るものと失うものがあります。そんなことを考えさせてくれる映画になっています」と真摯に語り、イベントの幕を引いた。

「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」は2月21日より全国ロードショー。

(c)本郷あきよし・東映アニメーション

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