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「いつも月夜に米の飯」加藤綾佳が山田愛奈との初対面エピソード披露

ナタリー

18/7/28(土) 18:51

手を合わせて「おにぎりポーズ」を作る山田愛奈(左)と加藤綾佳(右)。

「いつも月夜に米の飯」の舞台挨拶が、本日7月28日に東京の新宿シネマカリテにて行われ、主演の山田愛奈と監督を務めた加藤綾佳が登壇した。

本作は、新潟の居酒屋で女将として働くことになった女子高生・千代里が恋や仕事に奮闘する姿を描くもの。はじめに、加藤は千代里を演じた山田と初めて会った際のエピソードを披露する。山田は「紹介してくださった方にどんな子か聞いたら、『おにぎりが好きな子』と言われて。意味わかんないなと思いながら初めてお会いしました」と語り、「当時山田さんが演技未経験だったこともあり、この映画の話もあまり乗り気じゃなかったそうで、すごく不機嫌そうな顔をしていたんです。その顔が私はいいなと思って、キャラクター像を考えました」と明かす。

撮影はすべて新潟で行われた。加藤と同じく新潟出身の山田は、ふるさとでの撮影について「プレッシャーもすごくあったんですけど、監督はじめ皆さんに支えていただいてとても楽しく撮影できましたし、たくさんのことを学べました」と回想。加藤は「2週間近く新潟にいました。お休みの日はロケ地の居酒屋でスタッフが打ち合わせしているときに、山田さんとアサダ役の和田聰宏さんがごはんを作ってくれたりしました」と和気あいあいとした現場の様子を紹介した。

山田は本作について「初めて脚本をもらったとき『おいしいごはんの話だよ』と聞かされていました」と明かす。加藤の監督作「おんなのこきらい」を観ていた山田は「監督ちょっと路線変えてきたのかなと思いまして。いざ脚本を読んだら『待てよ、これおいしいごはんの話か?』と。“加藤節”が効きに効いて、いい味出してましたね」と述べた。

最後に山田は「皆さんいろいろ悩みや不安があるかと思うんですけど、観終わったあとに重みになっているものが少しでも軽くなればいいなと思います」と語り、加藤は「映画って毎回自分がパソコンで1文字1文字打って形がなかったものが、お客さんに観ていただいて初めて、形になると思っているんです。ようやく今日この映画が生まれることができたなと思います。私は生んでくださってありがとうございますと言う立場。この映画をどうかよろしくお願いします」と観客に呼びかけた。

「いつも月夜に米の飯」は9月8日より全国で順次公開。

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