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アンナ・カリーナが79歳で死去、「女は女である」「気狂いピエロ」など出演

ナタリー

19/12/15(日) 20:21

2018年、第71回カンヌ国際映画祭へ参加したアンナ・カリーナ。(写真提供:Marechal / Abaca / Sipa / Newscom / ゼータ イメージ)

アンナ・カリーナがフランス現地時間12月14日にがんのため死去。79歳だった。フランスのメディアが報じている。

1940年9月22日生まれ、デンマーク・コペンハーゲン出身のカリーナ。18歳で仏パリに移ってからモデルとしてキャリアをスタートさせた。その後、映画監督のジャン=リュック・ゴダールと出会い、1961年に結婚。1960年代にはヌーベルヴァーグのミューズとして活躍し、ゴダールの監督作「小さな兵隊」「女と男のいる舗道」「はなればなれに」「アルファヴィル」「気狂いピエロ」「メイド・イン・USA」などに出演した。1961年の「女は女である」で、ベルリン国際映画祭の女優賞を獲得。1964年にはゴダールと共同で製作会社アヌーシュカ・フィルムを設立した。

そのほかアニエス・ヴァルダの「5時から7時までのクレオ」、ロジェ・ヴァディムの「輪舞」、ジャック・リヴェットの「修道女」「パリでかくれんぼ」、ルキノ・ヴィスコンティの「異邦人」、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの「シナのルーレット」などに出演。1967年には、セルジュ・ゲンズブールがカリーナの主演ミュージカル「アンナ」のために書き下ろした楽曲「太陽の真下で」で歌手としても成功を収めている。

2018年には、コンサート「FESTIVAL TANDEM MUSIC & FOOD」のために19年ぶりに来日。2019年9月には「アンナ」がデジタルリマスター版となって21年ぶりに劇場公開された。同作は現在、兵庫・神戸アートビレッジセンターで上映中だ。

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