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2PM、情熱的で紳士な“皇帝”ジュノとグループ愛溢れる“マンネ”チャンソン デビュー記念日を前にそれぞれのポイントを紹介

リアルサウンド

20/5/17(日) 10:00

 5月18日に日本デビュー9周年を迎え、10年目に突入する2PM。スペシャル記念企画『2PM in My House』として、5月17日、18日にかけて2PM Japan Official YouTube Channelにて、9つのコンサート映像を一挙公開する。

(関連:2PM 多彩なテギョン&真面目な愛されキャラのウヨン 確かな実力もつ2人の個性に迫る

 日本で初のアリーナーツアー、日本武道館6DAYSライブ、伝説的なステージとなった東京ドーム公演……と、「アジアNo.1野獣アイドル」と呼ばれるにふさわしいパワフルなライブを、家にいながら堪能できる2日間になりそうだ。

 メンバーの兵役に伴いグループでの活動を休止しており、完全体でのカムバックが待ち望まれている今こそ、2PMの歩みを振り返るにはベストなタイミング。これまで年齢順に、Jun. K、ニックン、テギョン、ウヨンと紹介してきたが、第3弾となる今回はジュノとチャンソンの魅力をおさらいしたい。

■情熱的で紳士な皇帝・ジュノ
 「気分屋」「即興的」「努力家」自らを表す3つの言葉をそう表現したジュノ。2PMのメンバーでキャンプに行ったとしたら、テギョンが料理をし、ニックンがワインを開け、チャンソンが肉を焼き、Jun. Kが焼けた肉をメンバーに配ると予想。そして「僕は、その傍らでおいしくいただきます」とも。

 年上メンバーに対しても臆することなく意見を発信し、“俺様“な発言も少なくないことから、ファンから「皇帝」と呼ばれる(転じて「皇帝ペンギン」とも)。その自信は、彼が示すように相応の努力があればこそ。プライドが高いということは、それだけ自分自身に課すプレッシャーも大きい。グループでの活動を続けていくうちに、他のメンバーが俳優業などのソロで活躍していく姿を見て、「自分にはなぜ個人的な何かがないのだ」と自問する(参照:韓流エンターテインメント)。決して、見逃しはしないのだ。

 演技については寝る間を惜しんで世宗(セジョン)大学大学院映画芸術学科にて舞台構成、照明デザインから学ぶ。歌も、ダンスも、演技も、お尻で箸を割る微笑ましいゲームでも、勝負事とあれば必ず結果を出す。その負けず嫌いで情熱的な男気あふれる性格が、多くの人を魅了してやまない。

 ちなみに2012年に放送された『明石家さんまのずっとあなたが好きだった!』(TBS系)では、渡辺直美の告白を直接聞くために、日帰りで韓国から日本に来たこともあった。プレゼントのネックレスも一緒に。1人の女性から向けられた愛情に対して精一杯の誠意で応えていたのが、印象に残っている。

 ジュノという人の立ち振舞いには、常に俯瞰的視点がある。グループにおける自分の立ち位置、番組の中で求められているポジション……だからこそ、彼の言動はビッグマウスなヤンチャさを醸し出しながら、クレバーでスマートさも同時に印象づけることができるのだ。

■2PM愛溢れる思慮深いマンネ・チャンソン
 マンネ(末っ子)といえば可愛らしいイメージが先行するが、2PMは一筋縄ではいかない。一番の肉体美を誇るセクシー担当・チャンソンだ。その大人びた雰囲気に、Jun. Kが「こう見えてもマンネです」と説明して笑いを誘うのもお決まりのパターンだ。

 組体操をするとなれば率先して土台側になり、好きなバナナを何十本も食べられるなど、器の大きさを感じさせるチャンソン。彼の風貌が幼さを感じさせないのは持ち前の顔立ちや言動に加えて、その思慮深さにある。日頃からSNSで哲学的な言葉を発信したり、「人と人との関係を学びたい」と心理学にも興味を抱くなど、物事を深く捉えて、考えていくことを好むチャンソン。

 ソロミニアルバム『Complex』をリリースした際には、チャンソン自身のComplex(複雑さ)について聞かれると「自分がどんな人間かあれこれとよく考えるほうだと思います。 スマホが自動的にアップデートするように、3年前、8年前、10年前と思い描いていた自分とは違う姿になっています。 どう生きるべきか、自分自身に問いかける周期がやってきます」と答えていた。(参照:VOGUE)

 そんなチャンソンが一度、体調不良でライブに出演できなかったことがあった。『2PM Six “HIGHER” Days』(2015年)での出来事。メンバーは肩を抱くように手を伸ばし、MCでは積極的にチャンソンの名前を挙げ、まるでステージに彼がいるかのように振る舞った。

 それは、どれほど彼が2PMにとって欠かせない存在かを再認識させられるシーン。そしてチャンソンもまた復帰後のステージで、公演を休んだ3日間の前後にメンバーが顔を見に来てくれたことを報告。「その時感じたのは、本当に誰が見ても、この6人の友情は、誰にも負けないこと」と語っていた。「そのとおりだよ!」と返すメンバーたち。そんな6人の絆を胸に留めながら、ライブ映像を見るとより感慨深いものになるに違いない。(佐藤結衣)

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