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被災した障害者と支援者の姿描く「星に語りて~Starry Sky~」UPLINK吉祥寺で公開

ナタリー

19/3/20(水) 12:00

「星に語りて~Starry Sky~」ビジュアル

松本動の監督作「星に語りて~Starry Sky~」が4月5日に公開される。

障害者向け共同作業所の全国組織である「きょうされん」が結成40周年を記念して製作した本作は、東日本大震災が発生した当時の実話をもとに被災した障害者と支援者たちの姿を描くヒューマンドラマ。要田禎子、螢雪次朗、今谷フトシ、植木紀世彦が出演するほか、オーディションで選出された人々がキャストとして参加している。「赤狩り」で知られるマンガ家の山本おさむが脚本を担当した。なお、YouTubeでは本作の一部映像が公開されている。

松本は「この映画は、過去の東日本大震災を描きながら、すべての人にいずれ訪れる、未来の有り様をも描いています。私はこの『星に語りて~Starry Sky~』を、一人でも多くの人に観てもらい、その真実を知っていただきたいのです」とコメントした。

「星に語りて~Starry Sky~」は東京のUPLINK吉祥寺にて公開。

松本動 コメント

私が強く願うことは、この映画を障害者福祉へ関心の無い人たちにこそ、ぜひ観てもらいたいという思いです。
私はこの映画に携わるまで、恥ずかしながら自分もその一人でした。
普段、障害のある人と接点が無い人たちは、きっと私と同じでしょう。
ですから、そんな人たちがこの映画を観て実情を知ってくれれば、きっと障害のある人たちの存在を意識し、関心を持ってくれるはずです。
人は、いつ障害を持つかわかりません。
それは病気や事故によるものかもしれませんし、健康である人も、歳を取ると共に何かしらの障害がある人になり得るのですが、それに気づいていない人たちが大勢いるのです。
この映画は、過去の東日本大震災を描きながら、すべての人にいずれ訪れる、未来の有り様をも描いています。
私はこの「星に語りて~Starry Sky~」を、一人でも多くの人に観てもらい、その真実を知っていただきたいのです。
そのためにも、障害のある人たちを描く作品というと、教育映画的になりがちですが、一つのヒューマンドラマとして、見応えのある魅力的な作品創りを心掛けました。

(c)きょうされん

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