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瑛太、宮崎あおいと共演3度目でようやく婚約者役 TBS新春ドラマ『あしたの家族』放送決定

リアルサウンド

19/11/1(金) 4:00

 2020年新春ドラマ特別企画『あしたの家族』(TBS系)の制作発表会見が29日、都内で行われ、宮崎あおい、瑛太、松坂慶子、松重豊、石井ふく子プロデューサーが出席した。

参考:『真実』宮本信子×宮崎あおい×是枝裕和監督が語り合う、吹替版制作の裏側と初挑戦で感じたこと

 本作は、『渡る世間は鬼ばかり』の石井プロデューサーが制作を担う家族ドラマで、浪江裕史によるオリジナル脚本。娘(宮崎)とその夫と一緒に暮らそうと両親(松重、松坂)が二世帯住宅を建てたところ、娘の夫が結婚式当日に失踪。娘と父母は広い二世帯住宅で暮らすことになり、それから四年が過ぎた頃、娘が連れてきた婚約者(瑛太)は、父親の元部下で現在の上司だった。

 石井氏はTBS入社から60年。「ずっと家族の話しかできません」と語り、「ひとつのドラマを作る度に、その家族と一緒に素敵な思いをさせていただきました。今回もみなさんがご協力くださって、家族の気持ちを味わわせていただきました」と挨拶。宮崎は「石井さんに誘っていただけたら、私の中でやらないという選択肢はない」と断言し、「一緒にお仕事ができるのは本当に光栄なこと。とにかく嬉しかったです」と微笑んだ。

 今回、瑛太と松重は石井作品に初参加。瑛太は「キャスティングされた時点で、20年近く俳優をやってきた中でとても幸せなこと」と喜びをかみしめる一方、「昨日のクランクアップでは、すごく素敵な置き時計をいただきました。泉ピン子さんやえなりかずきさんは、この置き時計を何個持っているんだろう」と、淡々と語り笑いを誘う一幕も。松重は「テレビドラマは(放送がスタートして)たかだか60数年。コンプライアンスでがんじがらめになっていく中でも、そういうことを関係なくホームドラマを見続けていただいた石井プロデューサーにそばで見ていただけるというのは、本当に心強い。ドラマに間違いない骨格がある」と石井氏に全幅の信頼を寄せた。

 さらに松重は「ドンパチやるものよりも、ホームドラマが好きだった」と内向的だった少年時代の思い出を明かし、「俳優としての仕事を始めて、ふと鏡を見た時にホームドラマに出る顔じゃないと気付きました。そこから20数年、ヤクザ、刑事を中心に仕事をさせていただいて。ひょんなことから新春のド正面のホームドラマに出させていただいて、役者冥利に尽きるなと思いました」と作品への思いを吐露。

 また台本を読んだ感想について瑛太は「すごくストレートで、とても気持ちの良い作品。こういう作品に出たかったし、こういう作品を観たかった」とコメント。撮影が3~4週間という短期間で終了したと明かし、「今から“家族”が始まるというところでクランクアップしたので、これは連ドラ化されるのかな……」と続けるも、表情を変えない石井氏を前に「そうでもなさそうですね」と話して笑わせた。

 そんなキャストたちの挨拶を穏やかに見つめていた松坂は、撮影を振り返り「松重さんがおんぶしてくださるところがあるのが、心配で心配で。ちょっと減量もしてみたんですけど、あまり成果もなく(笑)。でも本番の夜を迎えたら、驚くことに軽々とおんぶしてくださって。ますますお父さんが好きになりました」とにっこり。松重が「私が力持ちなのではなくて、松坂さんが軽いだけ」と応えると、松坂は「ありがとう」と笑顔で頷いた。

 今作で、松重とは約20年ぶり、瑛太、松坂とは約10年ぶりの共演となる宮崎は「こうやってお仕事ができる環境があって、幸せだなと改めて感じながら撮影をした日々でした」と回顧。その宮崎について瑛太は「15~6年前に、映画であおいちゃんのことが大好きな高校生の恋愛作品をやらせていただいたんですけど、成就せず。その後、大河ドラマでもあおいちゃんを追いかけ続けて、成就せず。でも今回は、台本を開いてみたら、婚約するところまでいっていた。15、6年かけてやっと恋人関係、そして結婚までたどり着いた。本当にありがとうございました」としみじみ語った。

 最後にMCより“家族”についての質問が飛ぶと、宮崎は「自分の家族はもちろん大事」と前置きした上で、「(本作の撮影を終えて)ひとつの作品を作る中で、キャストのみなさん、スタッフのみなさんと、ひとつの大きな家族になるんだなと思いました。またみなさんと会えるように頑張らないといけないなと思いましたし、この大きな家族という括りを渡り歩きながら、コツコツ続けられたら良いなと思いました」と、女優業への決意を新たに語った。

 瑛太は「自分の父親と母親には、産んでくれてありがとう。嫁に対しては家族になってくれて、自分たちの子どもを産んでくれてありがとう。そして娘と息子に対しては、産まれてきてくれてありがとう。毎日伝えられえるものじゃないけど、そういうことを心のベースに持って、感謝の気持ちを忘れないように生きていきたい」と、力強く誓った。

※宮崎あおいの「崎」は「たつさき」が正式表記

(取材・文=nakamura omame)

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