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年末年始に行けるオススメ「クラシック」公演

ぴあ

19/12/28(土) 0:00

「ベートーヴェンは凄い!」

2019年もいよいよフィナーレを迎え、東京オリンピックやベートーヴェンの生誕250年での盛り上がりが予想される2020年へとバトンタッチだ。その節目となる年末年始はクラシックが最も光り輝くシーズンでもある。というわけで、この機会に是非コンサートホールへと足を運んでいただきたい。

恒例ベートーヴェンの「第九」公演は12月の風物詩。大晦日に放映されるNHKの「第九」ともども、首都圏だけで60近くの公演が行われるのだから物凄い。来年のベートーヴェンイヤーの予習をとお考えの方は是非この機会にご体験を。そのベートーヴェンつながりでお薦めしたいのが、大晦日に開催される「ベートーヴェンは凄い!」公演だ。小林研一郎率いる特別オーケストラが、ベートーヴェンの交響曲全9曲を一挙に演奏する。これは演奏する方にも聴く方にも忍耐力が求められるけれど、聴き終わったあとの達成感は格別だ。同様の企画で「ベートーヴェン弦楽四重奏曲(9曲)演奏会」もあり。なにはともあれ、2020年のベートーヴェンイヤーを先取りするにはピッタリのイベントだ。

大晦日の恒例企画といえば、年越しで公演を行う「ジルヴェスターコンサート」。日本でもすっかり定着したこのイベントは、やはり華やかなホールで楽しみたい。「サントリーホール」、「ミューザ川崎シンフォニーホール」&「横浜みなとみらいホール」の3公演のほか、新年の幕開けに併せて演奏することが話題の「オーチャードホール」公演などなど、趣向を凝らしたカウントダウンはゴージャスの極み。終演後には初詣というパターンがお薦めだ。

年が明ければ、ウィンナ・ワルツとポルカの調べにのって「ニューイヤーコンサート」の数々がやってくる。こちらは1月中旬に至るまで、日本全国よりどりみどり。食事をしてからコンサートを楽しむか、コンサートを楽しんでから食事を楽しむか、いずれにせよ、期待や余韻とともに楽しむのがお薦めだ。ちょっと変わったところでは、サーカスとフルオーケストラの共演による「シルク・ドゥラ・シンフォニー」。これは見ても聴いても楽しい新パターンのエンタテイメントと言えそうだ。

ぜひ素敵な年末年始をお過ごしあれ!

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