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BREAKERZが2年ぶりツアーで気付いたこと「俺たちにとっての青い鳥はみんなの存在」

ナタリー

19/9/29(日) 22:25

BREAKERZ(写真提供:ビーイング)

BREAKERZのおよそ2年ぶりとなるライブツアー「Seeking the Blue Bird」が本日9月29日に福岡・DRUM Be-1でツアーファイナルを迎えた。この記事では9月22日に行われた東京・TSUTAYA O-EAST公演の様子をレポートする。

9月4日に20枚目のシングル「闇夜に舞う青い鳥」をリリースしたBREAKERZ。今回のツアーはこの曲のテーマともリンクする「幸せの象徴とも言える“青い鳥”を探しに旅に出る」というコンセプトで行われた。

四つ打ちサウンドのSEをバックに、サポートメンバーのMatsu(B)、MAKOTO(Dr)と共にステージにSHINPEI(G)、AKIHIDE(G)、DAIGO(Vo)が登場。この日のメンバーはそれぞれ黒をベースに、コサージュやラインストーンなどで青色をあしらったシックな衣装だった。

ブルーとグリーンの光線が激しくクロスするステージ上で、パッと両手を広げたDAIGOにスポットライトが当たるのを合図にライブがスタート。ギター1本の伴奏で「闇夜に舞う青い鳥」のサビをエモーショナルに歌い上げた。そして「Seeking the Blue Bird」という声を合図に激しいドラムのフィルが響き、1曲目「激情」に突入。DAIGOはステージ先端で客席へ身を乗り出し、もみくちゃ状態になりながら歌った。

「今日は日頃の鬱憤や、持て余しているパワーをぜひこのステージにぶつけてください! みんなで青い鳥を探しに行こうぜ!」と呼びかけたDAIGOは、伸び伸びとした歌声で「アオノミライ」を歌唱。「BIG BANG!」では観客のジャンプでフロアが揺れ、「NEVER ENDING STORY」ではオーディエンスが一斉にタオル振り回した。またこの日は、不穏なディストーションギターを響かせながら、ライブで披露されることは珍しい初期のナンバー「Re:born」も演奏。各楽器陣のソロを交えたインストセクションを挟んで、ダンサブルなロックナンバー「hEaVeN」や、メロディアスでキャッチーな「I feel…」を続けざまに披露した。

「幸せの青い鳥を探しにいくツアーですけど、俺たちにとって“青”というカラーはすごく大事な色で、その1つの理由に俺たちにとって大事な存在、『名探偵コナン』がいます!」というDAIGOの前フリから始まったのは、2012年にアニメ「名探偵コナン」のオープニングナンバーになった「Miss Mystery」。ライブ終盤には「DEAR LIAR」「NO SEX NO LIFE」といったスリリングでエモーショナルな楽曲でフロアを沸かせ、BREAKERZ屈指のアグレッシブなナンバー「BROKEN」では会場が恍惚感に包まれた。

「新しい世界へ 新しい時代へ」でアンコールが始まると、イントロで観客も声を合わせて「ラララ」と合唱。壮大なロックバラードが、この日はひときわ感動的なシーンを描き出した。ここでDAIGOは観客に向けて「今日みんなと会えて、俺たちにとっての夢や希望の青い鳥は、みんなの存在であることに改めて気付きました。これからも大切なみんなを連れて、BREAKERZは羽ばたいていきたいと思います。みんなそれぞれつらいこと、苦しいこと、悲しいこと、いろんな人生があると思います。でもこの時間に、この場所にみんなで集まれば絶対に前を向いて歩いていける、羽ばたいていける。そんな空間、時間をこれからもみんなと大切に過ごしていきたいと思います」と真摯に語り、「ありったけの思いを込めて、新曲を届けたいと思います!」と叫んで「闇夜に舞う青い鳥」を歌唱。最後に1stシングル「SUMMER PARTY」でもうひと暴れし、この日のライブに幕を下ろした。

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