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烏丸ストロークロックと祭「祝・祝日」開幕、生きていることへの祝いと未来への祈り

ナタリー

18/11/25(日) 12:30

烏丸ストロークロックと祭「祝・祝日」より。(撮影:相沢由介)

烏丸ストロークロックと祭「祝・祝日」が、昨日11月24日に宮城・せんだい演劇工房10-BOXで開幕した。

京都を拠点に活動する烏丸ストロークロックは、昨年2017年に宮城・仙台で滞在制作を行い、東日本大震災や東北に伝わる神楽を題材とした短編「まほろばの景」を上演。さらに長編「まほろばの景」を今年18年2月から3月にかけて京都、東京で披露した。今作「祝・祝日」では岩手の早池峰神楽、山形の羽黒派古修験道を取材し、“寄る辺ない我々を祝う鎮魂の祭り”をテーマとした新作を仙台で滞在制作した。

作・演出を手がける柳沼昭徳は開幕に際し「この『祝・祝日』は、烏丸ストロークロックが生きにくさを感じているすべてに送る、生きていることへの『祝い』と未来への『祈り』。昨今私たちが日本人のある根っことして定義する山岳信仰とおかぐらを拝借して、かつては結ばれていた人と人ならざるもの、言葉と言葉ならざるものを再接続する祭儀です。信仰を失った寄る辺ない人々にこそ観ていただきたい作品となりました。ご来場心よりお待ちしております」と思いを述べた。上演時間は約1時間15分。宮城公演は本日11月25日まで行われ、来年19年1月18日から20日までは広島・広島市東区民文化センター ホール(舞台上舞台)にて上演される。

烏丸ストロークロックと祭「祝・祝日」

2018年11月24日(土)・25日(日)
宮城県 せんだい演劇工房 10-BOX box-1

2019年1月18日(金)~20日(日)
広島県 広島市東区民文化センター ホール(舞台上舞台)

作・演出:柳沼昭徳
音楽・演奏:中川裕貴
出演:阪本麻紀、澤雅展、小濱昭博、澤野正樹(仙台公演のみ)、坂田光平(広島公演のみ)、宮地綾(広島公演のみ)

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