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濱口竜介の「ドライブ・マイ・カー」カンヌで国際映画批評家連盟賞など3賞に輝く

ナタリー

濱口竜介 (c)Kazuko WAKAYAMA

濱口竜介の監督作「ドライブ・マイ・カー」がフランスで行われている第74回カンヌ国際映画祭にて、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞を受賞した。

3賞はいずれも同映画祭の独立賞に当たる。国際映画批評家連盟賞は1946年から授与されている賞で日本映画が受賞するのは黒沢清の手がけた「回路」以来20年ぶりの快挙。また2019年に設立されたAFCAE賞は、これまでに「パラサイト 半地下の家族」などが獲得している。エキュメニカル審査員賞は、2017年に河瀬直美の監督作「光」が受賞した。

なお、「ドライブ・マイ・カー」は日本映画として唯一コンペティション部門に正式出品されており、現地時間7月17日19時25分頃(日本時間7月17日26時15分頃)に行われる授賞式にて主要賞の結果が発表される。

村上春樹の短編小説を映画化した「ドライブ・マイ・カー」は、8月20日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、岡田将生らが出演している。

※河瀬直美の瀬は旧字体が正式表記

(c)2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

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