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ジェレミー・レナー

ホークアイが帰ってきた! ジェレミー・レナーが語る『アベンジャーズ』最新作

ぴあ

19/4/28(日) 12:00

公開中の『アベンジャーズ/エンドゲーム』にジェレミー・レナー演じる“ホークアイ”が登場する。まだ公開がスタートしたばかりなので彼がどの場面で、どんな風に登場するかは伏せるが、彼は最初の『アベンジャーズ』にも参加している重要なキャラクターで、レナーは「ぼくは塵にされなかったよ!」と満面の笑みでジョークを飛ばした後、本作や約10年続いたシリーズについて語った。

最強のチーム“アベンジャーズ”には、リーダーのスティーヴ・ロジャース=キャプテン・アメリカや、天才発明家にして社長のトニー・スターク=アイアンマンなどさまざまなメンバーがいるが、レナー演じる“ホークアイ”ことクリント・バートンはマーベル映画4作目の『マイティ・ソー』から姿を見せている歴史の長いメンバーだ。弓術の達人で、ナターシャ・ロマノフ=ブラック・ウィドウの相棒としても活動しているが、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ではその私生活が描かれ、彼には愛する家族がいることが明らかになった。

ホークアイが主人公の単独映画はこれまでにないが(先ごろ、彼が主人公のドラマシリーズが計画されていると報じられた)、彼はマーベル作品の要所には必ず登場しており、昨年公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に彼が登場しないことに気をもんだファンも多かったが、新作ではついに登場! レナーは「何も変わっていなかったよ。ここ10年と同じ、ひとつの大きな世界、ひとつの宇宙だった」と振り返る。「ふたつの映画を続けて撮影していたのは知っていたけれど、単に2本の映画というよりも、両作でこれまでの21作をまとめるひとつの大きな物語を描くようなものなんだ。だから誰がどこに出るかは僕が決めることではないけれど、自分が両方の映画の一部になっているという感覚があったし、自分の気持ちは昔とまったく変わっていなかったよ」

そもそもレナーは『ハート・ロッカー』や『ザ・タウン』などの作品で重厚な演技を見せ、『ミッション:インポッシブル』シリーズでも人気キャラクター、ウィリアム・ブラントを演じる演技派だ。多くは語らないが仕事に誇りを持ち、鍛錬を絶やさず、愛する家族のことを想う多面的なホークアイを長い時間をかけて作り上げてきた。「ひとつのシーンというよりも、シーンの積み重ねがキャラクターを成り立たせていると思う」とレナーは語る。

だからこそ彼は、本作を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ監督との仕事を存分に楽しんだようだ。「彼らはこれまでのマーベル映画21作品をすべて把握し、これまでの物語やキャラクターをすべてまとめて筋の通ったひとつの映画を作り上げている。それにはかなり高い知性が必要とされるだろうけど、彼らは感情面に対する知性だってあるし、ファンと同じようにマーベル作品に愛情を注いでいるんだ。彼らの最大の強みは、実力のある人たちにそれぞれの仕事をしっかり任せられること。変に邪魔したりしないで、励ましてくれながら俳優に自分たちの仕事をさせてくれる。だから僕たちは間違いを恐れずにいろんな演技を試すことができるんだ。誰にだって意見や考えはあるわけだけど、そのすべてに何らかの価値がある。彼らは頭の中にある答えをあえて誇示しないで、さまざまなアイデアを取り入れて、さらなる答えを引き出す。だから彼らは成功するのだろうし、マーベルという会社も同じ考え方をするんだ」

長い時間をかけてさまざまな作品を通じて試行錯誤を繰り返し、蓄積されてきた“ホークアイ像”は『エンドゲーム』でさらに進化を遂げている。「僕は利口だから休暇に出ていて塵にならずに済んだんだよ!」と笑うレナーが最新作でどんな戦いを、どんなドラマを見せてくれるのか? 彼の活躍を見続けてきたファンには待望の1作になっている。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』
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