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あいみょんがつづるスタジオジブリ愛、機関誌・熱風「アーヤと魔女」特集に寄稿

ナタリー

21/4/12(月) 12:00

熱風2021年4月号の表紙。

スタジオジブリが発行する機関誌・熱風の2021年4月号で、宮崎吾朗が監督を務めた新作アニメーション「アーヤと魔女」特集が展開。シンガーソングライターのあいみょんが手がけた3000字を超える寄稿文が掲載された。

あいみょんは少女時代に「魔女の宅急便」を観て魔法使いになりたいと思ったそうで、「生まれ変わったらジブリで助手をしたい」と語るほどのスタジオジブリ作品ファンとして知られている。4月29日の全国公開に先駆けて「アーヤと魔女」を鑑賞し、このたび「魔法使いになりたかった」というタイトルでスタジオジブリや同作への愛を表現した。

あいみょんは、寄稿文の中で「ジブリの世界には魔法使いが多く出てくる。代表的な魔法使いといえば、魔女のキキ。ハクや湯婆婆。『ハウルの動く城』ではハウルを筆頭に個性的な魔法使い達がまた私を夢中にさせた」と振り返り、「私が今までのヒロイン達に抱いてきた憧れにはどれにも当てはまらない子だった。だけど、“全くの例外”それが『アーヤと魔女』最大の魅力だと思う」と主人公のアーヤに言及する。そして「そんな10歳の女の子、アーヤはホウキを使って空を飛ぶわけでもないし、とんがり帽子もかぶらない。でもやっぱり隣に喋る黒猫がいて、みるみる周りを虜にしてしまう。そこには全く嘘がなくて、あれがアーヤの持つ魔法なんだと思う。こんな魔法使いに、いや、こんな女の子に私もなってみたい。きっとこれから『アーヤと魔女』を見るたびにそう思うだろうな」と思いをつづった。さらに自身の楽曲に登場する“〇〇ちゃん”とアーヤの共通点にも触れられる。

熱風は全国のジブリ関連書常設店で入手可能。スタジオジブリ出版部の公式サイトでは定期購読を受け付けている。

「アーヤと魔女」は、魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、意地悪な魔女ベラ・ヤーガに引き取られ、奇妙な家で暮らすさま切り取った物語。宮崎駿が企画を担当し、寺島しのぶ、豊川悦司、濱田岳、平澤宏々路がキャストに名を連ねた。

※宮崎駿の崎は立つ崎が正式表記

(c)2020 NHK, NEP, Studio Ghibli

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