英国ロイヤル・オペラ 世界最高峰のオペラハウスが魅せる『オテロ』&『ファウスト』
19/9/6(金) 12:00
『ファウスト』(C) ROH 2019. Photograph by Tristram Kenton
秋のクラシックシーズン突入早々の9月に、英国の誇る名門「ロイヤル・オペラ」が来日公演を行う。「ウィーン国立歌劇場」「ミラノ・スカラ座」「パリ・オペラ座」「ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場」と並んで、“世界5大歌劇場”のひとつに数えられる「英国ロイヤル・オペラ」の華やかさはまさにファン垂涎。
イタリアの名匠アントニオ・パッパーノが、2002年の音楽監督就任以来、17年の歳月をかけて手塩にかけて築き上げてきた完成度の高さは特筆モノだ。
今回の日本公演のために用意された演目は、グノーの『ファウスト』と、ヴェルディの『オテロ』の2本立て。望みうる最高のキャストを揃えたこの2作品のどちらを観るかはお好み次第。どちらを選んでも外れのないところが伝統の力と言えそうだ。近年の充実ぶりから“今最も勢いのあるオペラハウス”と言われる「英国ロイヤル・オペラ」公演で、非日常な時間と空間を満喫したい。
◆公演概要
・英国ロイヤル・オペラ『ファウスト』全5幕
9月12日、15日、18日 東京文化会館 大ホール
9月22日 神奈川県民ホール 大ホール
指揮:アントニオ・パッパーノ
演出:デイヴィッド・マクヴィカー
・英国ロイヤル・オペラ『オテロ』全4幕
9月14日、16日 神奈川県民ホール 大ホール
9月21日、23日 東京文化会館 大ホール
指揮:アントニオ・パッパーノ
演出:キース・ウォーナー
新着エッセイ
新着クリエイター人生
水先案内