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Little Glee Monster、初ベスト盤から選んだ思い出の3曲は? メンバーが『GRADATI∞N』と共に振り返るグループの軌跡

リアルサウンド

21/1/20(水) 16:00

 Little Glee Monsterが、1月20日に初のベストアルバム『GRADATI∞N』をリリースした。2012年結成から2014年にメジャーデビューし、ドラマ・CMなどのタイアップ曲や『NHK紅白歌合戦』3年連続出場と、国民的な人気を誇るボーカルグループに成長したリトグリ。今作には、そんな彼女たちの歩みが新曲2曲を含めた3CD49曲収録というフルボリュームで収められている。

 本インタビューでは、各メンバーがベストアルバムの中から特に思い入れのある3曲を選曲。自身の成長に繋がった楽曲や思い出深い曲をはじめ、リトグリにとって転機となった曲、実は歌うのが難しい曲……など、メンバーそれぞれの視点から見たリトグリの軌跡を楽曲と共に紐解いていく。(編集部)

「リトグリってこういう曲も歌ってるんだ!」(芹奈)

ーーリトグリ初のベストアルバム、CD3枚組/全49曲と非常にボリューミーな内容に仕上がりましたね。収録曲はどうやって決めたんですか?

芹奈:スタッフさんが基本的な内容を考えてくださって、そこに私たちが意見を加えることで固めていきました。

かれん:実は最初、新曲を入れる予定ではなくて。既存曲だけで構成する予定だったんですが、あとから新曲2曲を入れることが決まったんです。

ーーそうだったんですね。その新曲「Waves」と「VIVA」はそれぞれタイプは異なりますが、どちらも今のリトグリを端的に表した楽曲だなと思いました。「Waves」はオール英詞で、曲調的には「SPIN」(2020年2月発売の5thアルバム『BRIGHT NEW WORLD』収録曲)からの流れを汲んだ新しいタイプの楽曲です。

manaka:洋楽みたいな、すごくカッコいい曲ですよね。

芹奈:いくつか候補があったんですけど、その中でも今までにないような構成だったので、この曲が一番いいなと。最近海外で流行っているようなタイプの楽曲なので、「リトグリってこういう曲も歌ってるんだ!」と思ってもらえるような楽曲がもうひとつ増えたなと思います。

ーー英詞はどうでしたか?

芹奈:久しぶりだったので、結構楽しかったです。

MAYU:正直、私は英詞が苦手で(笑)。レコーディングは苦戦しましたけど、ステージで歌いきれたら楽しいし、リトグリにとっても強みになると思うんです。ファンの皆さんの前で披露したときにどんな反応をしてくれるのか、今から楽しみですね。

ーーもう1曲の「VIVA」は、これまで「好きだ。」や「世界はあなたに笑いかけている」などを手がけてきた丸谷マナブさんによる、壮大なミディアムナンバーです。

かれん:曲自体は結構前からあったもので、歌詞やDメロの部分が初期の頃と比べてだいぶ変わっているんです。この曲はWOWOWで放送される『LPGA女子ゴルフツアー2021シーズン』のテーマソングにも決まっていて、聴いた人が前向きに頑張ろうと思えるポジティブなナンバー。歌っていても元気になれるし、「Waves」と違う魅力があると思います。

アサヒ:すごく開放的でハッピーオーラのある曲ですし、「Waves」に比べたらすごくハモりの量も多いので、そこも含めて皆さんに聴いてほしいですね。

ーーこのほか、アルバムのDISC 1には過去の代表曲新たに歌い直した“Sing 2020”バージョン16曲が収められています。最新シングル『Dear My Friend feat. Pentatonix』にもリテイクされた「Magic Snow -Sing 2020-」が収録されていましたが、今作への伏線だったんですね。

かれん:確かにそうですね(笑)。

manaka:DISC 1に収録された楽曲はオリジナルバージョンが存在することで、いろんな聴き比べができるんじゃないかと思うんです。例えばオリジナルバージョンは当時の年齢だからこそ出せたフレッシュさもありますし、リテイクしたバージョンは熟成させた安定感のある歌を楽しんでもらえるのかなと。そういう意味では、同じ曲でも新鮮に響くんじゃないかと思います。

かれん:じっくり、時間をかけて聴いてほしいですね。

年齢とともに歌える幅も広がってきている(アサヒ)

ーー今回のインタビューに際して、皆さんには事前にこのベストアルバム収録曲の中から「思い出の3曲」を準備していただきました。ここからは、それぞれの楽曲にまつわる思い出を伺っていきたいと思います。まずはアサヒさんから。

アサヒ:私は「恋を焦らず」「CLOSE TO YOU」「だから、ひとりじゃない」の3曲を選びました。「恋を焦らず」はレコーディングのとき、〈いやいやダメ〉のところをひとりで3人分ぐらい録って、それがすごく新鮮で。しかも、声のキャラクターも全部変えながら録ったのが印象深くて、思い出に残っています。

ーー「恋を焦らず」は4thアルバム『FLAVA』(2019年1月発売)収録曲ですが、技術的にもいろいろなことができるようになった時期だったのかなと思います。

アサヒ:そうですね。いろいろチャレンジしても、背伸びしている感が出ないぐらいになっていた時期なのかなと思います。

ーーそういう意欲みたいなものは、作品を重ねるごとに増している?

アサヒ:はい。例えば最近の「Waves」や「move on」みたいな曲は、昔だったら歌えなかったと思うけど、みんな年齢とともに歌える幅も広がってきているのかな。

ーー「CLOSE TO YOU」と「だから、ひとりじゃない」についてはいかがでしょう。

アサヒ:「CLOSE TO YOU」はMV撮影が楽しかったので選びました(笑)。メンバーが撮影をした映像も含まれていて、メンバー同士でしか見せない素顔もたくさん含まれているので。今回のベストアルバムにはMV集が付いている仕様もあるので、そちらでぜひ確認してほしいです。「だから、ひとりじゃない」もMVが印象的で。私、それまでUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行ったことがなくて、この撮影で初めて行って感動した思い出があったので、選びました。ダンサーの皆さんや着ぐるみと華やかに踊れたのは、一生の思い出ですね。

ーー「だから、ひとりじゃない」含め、リトグリのMVにはワンカットの一発撮り作品も多いですが、演者として撮影は大変じゃないですか?

かれん:緊張感というよりは、みんな楽しんでやっている感じが毎回するよね。

芹奈:私たちは全然楽というか。カメラの位置や動きを覚えたら大丈夫なんですけど、逆にカメラマンさんとか撮影スタッフさんがかなり大変なんじゃないかな。もちろんNGも結構あったりしますけど、そのぶん成功したときの達成感が大きくて。ライブが終わったあとと同じくらいの充実感が得られるんです。

難しくは聴こえないけど、実は歌うのが難しい曲(かれん)

ーーかれんさんは、「会いにゆく」「SPIN」「Jupiter」を選んでくれました。まずは「会いにゆく」について。

かれん:レコーディングするときって、ハモリのパートを大体その場で覚えることが多いんですけど、(「会いにゆく」の作者)丸谷マナブさんが作るメロディラインってすごく独特で難しくて、自分が思い描いていたものと全然違うハモリのラインが多いんです。この曲は当時、ハモリのラインが全然覚えられなくて、それがすごく悔しくてレコーディングで唯一悔し涙を流したんですよ。その曲を、2019年のツアー(『Little Glee Monster 5th Celebration Tour 2019 ~MONSTER GROOVE PARTY~』)のソロコーナーでピアノ弾き語りをしたら、すごく評判が良くて。そういう、いろんな思い出が込められた楽曲なので選びました。特に今回は5人でボーカルをリテイクできたことがすごくうれしかったです。

ーーオリジナルバージョンは2017年1月リリースの2ndアルバム『Joyful Monster』収録曲。もう4年も前の曲なんですよね。

かれん:ライブではあまり頻繁に歌ってきた曲ではないし、自分のソロは別ものとして考えていたので、すごく久しぶりに歌えて懐かしい感じがしました。

芹奈:私もライブでかれんが歌っているのを聴いて、改めて「ああ、やっぱりいい曲だな」って思ったんですよね。「いつか『会いにゆく』を再レコーディングできたらな」と思っていたら、今回その機会を得て。で、実際に歌ってみたら「あれ? 歌うの、こんなに難しかったんだ……聴き手でいるのが一番やな」と思ったぐらい(笑)。結構ハードな曲だよね。

かれん:当時はみんな声変わり前で、それにあわせたキーだから高いんですよ。いい曲で難しくは聴こえないけど、実は歌うのが難しい曲っていう。

ーーそうだったんですね。2曲目は「SPIN」。これは最新オリジナルアルバム『BRIGHT NEW WORLD』からです。

かれん:リトグリって今まで、MVではあまりダンスをしていなかったですけど、この曲のMVでは初めてひとりで踊らせてもらったのが思い出深くて。今回のMV集には5人でのパフォーマンスバージョンが入っているので、私のソロダンスバージョンとはまた違う楽しみ方をしてもらえると思います。

ーー3曲目は「Jupiter」です。

かれん:これはテレビドラマ『陸王』(TBS系/2017年10〜12月放送)の挿入歌で、リトグリのことをたくさんの方に知ってもらうきっかけを作った曲。レコーディングのときにどういうテンポで歌おうか、たくさん試行錯誤したことも思い出深いし、その年の『紅白』でトップバッターとしてこの曲を歌ったことも記憶に強く残っていて。最初の入りで私がメインラインを歌うので、「絶対に外せない……」と全出場アーティストさんの前で緊張したのをよく覚えています。

ーーあの場で歌い出すのって、なかなかですよね。

かれん:音を外さないように、みんなでずっと音取りをしながらオープニングを迎えたので、それも今ではいい思い出ですね。

英詞だと「普段あまり出さない声の出し方をしたのかな」(MAYU)

ーー続いてMAYUさんいってみましょう。MAYUさんが選んだのは新曲「Waves」「move on」「青い風に吹かれて」です。

MAYU:「Waves」はいくつかあったデモの中で、個人的に一番好きだったんです。だから、この曲を収録することが決まったときはうれしかったですし、こういうちょっとダークな感じが好みなので、それを自分たちの曲の中で表現できたのも個人的にうれしかったです。

ーーそうだったんですね。でも、英詞では苦戦したと(笑)。

MAYU:英詞は半べそをかきながら歌いました(苦笑)。でも、歌えたあとの達成感や気持ち良さは、個人的に日本語歌詞以上かなと。

ーー英詞で歌うときって、気持ちの込め方や強弱のつけ方はどう意識していますか?

MAYU:特に意識的なわけではないけど、歌い方は変わるかなとは思います。日本語で歌うときと比べて、英語のほうがちょっと硬くなるような。

かれん:確かに、「Waves」の入りの部分はMAYU、硬い声で歌ってるよね。

MAYU:そうだね。普段がファルセットとか柔らかい歌声が多いので、普段あまり出さない声の出し方をしたのかな。たぶん母音の発声とか、そのあたりも言語によって異なってくるのかもしれませんね。そこも含めて、聴いていただいた皆さんに楽しんでもらえたらなと思います。

ーー「move on」はいかがですか?

MAYU:「move on」はレコーディングが決まる前、ラテン調の好きな曲があったんです。それで「こういう曲、リトグリでも歌いたいな」と思っていたら「move on」が届いたので、これも個人的にうれしかったですね。あと、私たちの中で「move on」と「SPIN」ってセットにすることが多くて。曲調は異なるけど、雰囲気や新しいジャンルという点では一緒に括ることが多いし、ライブのセットリストでも2曲続けるみたいなイメージもあるんですよ。今回「2曲どっちも入れるのは違うかな?」と思って悩みましたが、「move on」が勝ちました(笑)。

ーー確かに『BRIGHT NEW WORLD』の中でこの2曲って、新境地でしたものね。あそこでの実験が、今回の「Waves」につながったわけですし。このベストアルバムでも、DISC 2での「I Feel The Light featuring Earth, Wind & Fire」から「move on」までの流れは非常に洋楽チックで、聴いていて気持ち良いですよね。そして、MAYUさんが選んだもう1曲が「青い風に吹かれて」です。

MAYU:これも実は好きな曲で。Bメロの下ハモを私が歌っているんですけど、そこのメロディラインが本当に大好きで、歌っていて気持ちいいんです。でも、私は1番しか歌ってなくて。いつも2番を歌っている人が羨ましいと思っているくらい好きなんです(笑)。

そういうのもこのコロナ禍ならではかな(芹奈)

ーー芹奈さんは「足跡」「Dear My Friend feat. Pentatonix」「I Feel The Light featuring Earth, Wind & Fire」の3曲です。

芹奈:「足跡」は歌詞の段階から、結構時間をかけて制作していたんですけど、思い出に残っているのが歌詞を集めるときのこと。ちょうど私とMAYUが一緒にいて、歌詞を集める締め切りが明日ですよってときに、「明日レコーディングで歌詞の打ち合わせをするし、今一緒にいるからちょっとここで固めとかへん? そっちのほうが楽だから」と言って新大久保のチキン屋さんで、2人で黙々とお互いの歌詞を組み合わせて固めたことが思い出です(笑)。

MAYU:ちょうどまる1年ぐらい前やもんな。

芹奈:2019年の12月ぐらいだよね。そう考えると、結構前から制作していたんだなと思って。

ーーリリースは昨年9月でしたが、『NHK全国学校音楽コンクール』の課題曲ということもあって、かなり早い段階で制作がスタートしていたんですね。

芹奈:そうなんです。12月ぐらいはほぼ毎日、仕事が終わってもMAYUと一緒に過ごしたりしていて(笑)。それも、思い出として含まれています。

ーー続いて、現時点での最新シングル「Dear My Friend feat. Pentatonix」。

芹奈:これはもう、ペンタ(Pentatonix)とMVもレコーディングも全部リモートでやったという思い出ですね。ステイホーム期間が3月ぐらいに始まって、そのときにこの曲の準備が始まったんですが、キーチェック含めて全部リモートで行ったんです。みんな自宅でキーチェックをするために、アプリをダウンロードして家で録って。そうしたら、レコーディング初日に亀田(誠治)さんから「キーチェックの時にすごい車の音が聞こえていたけど、あれは誰の(音源)?」って(笑)。それ、私なんですよ(笑)。

MAYU:ああ、あったな(笑)。

芹奈:恥ずかしいけど、それが思い出に残っていて(笑)。でも、そういうのもこのコロナ禍ならではかなと。

ーー確かに(笑)。そして、3曲目は「I Feel The Light featuring Earth, Wind & Fire」。

芹奈:私自身、すごい昔からEarth, Wind & Fire(以下、EWF)の曲を聴いていたので、自分の中で一生の思い出の楽曲だなと思います。楽器録りの段階からめちゃめちゃウルウルしていましたし、フィリップ(・ベイリー)からの「僕たちのことを忘れないでね」っていう言葉にもウルウルしましたし。自分がめちゃくちゃ大好きなアーティストから「忘れないでね」って言われる、このうれしさたるや。「死んでも忘れませんよ!」っていう。その言葉を言われたのがすごくうれしかったですし、このレコーディングがきっかけで自信がついたので、やっぱり忘れられない1曲ですね。

ーーPentatonixにしろEWFにしろ、出会いから共演までにある程度の時間をかけてここまでつなげることって、本当にすごいことですよね。しかも、ひとつのアルバムの中にPentatonixとEWFが並べることができるのも、世界中を見渡してもリトグリしかいないと思いますし。

芹奈:贅沢ですよね。本当に全部忘れられない思い出です。

思い出深い曲というと「Jupiter」を真っ先に思い出す(manaka)

ーー最後はmanakaさん。「Dear My Friend feat. Pentatonix」「Jupiter」「VIVA」の3曲です。

manaka:「Dear My Friend」と「VIVA」は最近録った曲なので、ふたつとも記憶に新しくて。特に「Dear My Friend」は、最初のデモの段階は本当にしっとりした感じだったので、バラードになるのかなと思っていたんです。でも、Pentatonixから戻ってきた音源はすごくワクワクする、さらに良いものにレベルアップしていたので、その感動がすごかったなって。

ーーなるほど。新曲「VIVA」はいかがですか?

manaka:「VIVA」は「世界はあなたに笑いかけている」みたいな明るいパワーを、久しぶりに感じる曲だなと思うんです。実は、「ECHO」を録ったときぐらいから候補曲のひとつとして存在していたんですよ。その頃から自分の耳に残る、気になる曲だったんです。だから、珍しく「あの曲、ずっと耳に残っているからやりたいです!」ってスタッフさんに伝えていた曲だったので、ようやく正式にリリースできたことがすごくうれしくて。私的にはそういう思い出の1曲なんです。

ーーそしてもう1曲は「Jupiter」です。

manaka:この曲で、まさかこんなに自分たちのことを知ってもらえるとは思ってなかったんです。リトグリのアルバムにはカバー曲だけを集めたディスクがあったので、最初はそんな感じで残していくのかなという意識だったんですけど、『陸王』を通じて本当にたくさんの方にこの曲を聴いていただけたことで、私たちのお父さんお母さん世代、おじいちゃんおばあちゃん世代にも覚えてもらえるようになった。それこそ、大阪のローカル番組でずっとご年配の司会の方にリトグリの名前を覚えてもらえていなかったんですよ(笑)。でも、あるときに初めて「『陸王』観たで!」と言われて、そこで改めて「ドラマの効果ってすごいな!」って実感できましたし、この曲の力ってすごいなというのも感じられたので、思い出深い曲というと「Jupiter」を真っ先に思い出しますね。

ーー原曲の良さはもちろんなんですが、そこに負けないリトグリのカラーもしっかり加えられたから、オリジナル曲並みの個性を発揮することができたんでしょうね。

manaka:本当にそれぐらい、いい曲をカバーさせてもらえたなと思います。

まさにリトグリの“Wikipedia”みたいなアルバム(MAYU)

ーーこのベストアルバムの初回盤Aには昨年9月25日、26日に東京ガーデンシアターで開催された無観客配信ライブ『Little Glee Monster Live on 2020 -足跡-』を収めたライブBlu-rayが、初回盤Bには「だから、ひとりじゃない」以降のMV20作品をまとめたMV集『Little Glee Monster Music Video Collection』が付属します。東京ガーデンシアターでのライブは、無観客とはいえ久しぶりに大会場でのライブでしたが、改めてあのときの手応えっていかがでしたか?

かれん:「無観客だからこそ、やれることをやろう」とメンバーで話し合ってから臨んだので、例えば初日も客席から始まったり、映像をしっかり使った演出を見せたり、普段のライブとは違った形で皆さんに楽しんでもらえたんじゃないかなと。それに、2日間ともガラッとセットリストを変えて、衣装もしっかり違うものに変えたので、私たちにとっても新鮮でしたし、タブレットやパソコンから楽しんでもらえる新しい形のライブにできたと自負しています。

ーーまた、お気に入りのMVについてはアサヒさん、かれんさんにも思い出の曲と関連づけて語っていただきましたが、MAYUさん、芹奈さん、manakaさんは今回のMV集に収録されたMVで思い出深い作品はありますか?

MAYU:「恋を焦らず」は、現代から1960年代にタイムスリップする設定なので、衣装とか髪型も複数用意していて。そういう世界観をテーマにして撮ったMVは初めてだったので、新鮮で楽しかった記憶がありますね。あと、MV撮影の間にクリスマスの生配信をしたことも思い出かな。

芹奈:ああ、あったね。私は最近の作品でいうと、「move on」と「SPIN」かな。みんな結構ガチめに踊っているのが好きです。

manaka:私もアサヒと一緒で「CLOSE TO YOU」かな。8ミリフィルムで撮ったのも私は気に入っていて。メンバーの前だから見せられる素の表情が楽しめる唯一のMVだと思いますね

ーーこの6年でオリジナルアルバム5枚、シングルも17枚も発表してきたわけで、それをCD3枚組/49曲という形でまとめて、さらに最新のライブ映像やMV集も加えることで、リトグリの濃厚な6年間をしっかりおさらいできる集大成的な内容にまとまったと思います。

かれん:本当にそうですね。

MAYU:まさにリトグリの“Wikipedia”みたいなアルバムですね(笑)。

ーーそれはいい例えですね(笑)。

芹奈:ベストアルバムのタイトル、『Wikipedia』にする?(笑)

■リリース情報
Little Glee Monster
BEST ALBUM
『GRADATI∞N』
2021年1月20日リリース

【初回生産限定盤A(3CD+BD)】
¥7,920 SRCL-11642~45
【初回生産限定盤B(3CD+BD)】
¥6,600 SRCL-11646~49
【通常盤(3CD)】
¥3,960 SRCL-11650~52

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