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役所広司主演映画『峠 最後のサムライ』2020年公開 共演に松たか子、東出昌大、芳根京子ら

リアルサウンド

18/9/4(火) 5:00

 司馬遼太郎の小説『峠』が、『峠 最後のサムライ』として役所広司主演で映画化されることが決定した。

参考:東出昌大×唐田えりかが語る、濱口組『寝ても覚めても』で変化した演技への意識

 原作である『峠』は、歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、幕末の風雲児と呼ばれた越後長岡藩家老・河井継之助を描いた作品で、1966年~68年まで『毎日新聞』にて連載され、1968年に新潮社より上下巻で初版刊行。現在までに多数重版され、その累計発行部数は284万部を超えるベストセラーとなっている。なお、本作が『峠』初の映像化となる。

 徳川慶喜による大政奉還も奏上され、260年余りに及んだ江戸時代が終焉を迎えた幕末。そんな動乱の時代に、幕府にも官軍にも属さず、小藩・越後長岡藩の中立・独立を目指した男・河井継之介。彼の壮大な信念は、混沌を迎えた日本を変えることができるのか。藩の運命を賭けて混乱期を生きた“最後のサムライ”と、彼を支え続けた妻との深い愛情。そしてリーダーとしての彼を信じ、運命を共にしようとする男たちの熱い絆。2020年には、56年ぶりに東京でオリンピックが開催され、リーダー不在が謳われるこの時代にこそ、必要とされる“知られざる偉人”のすべてを、圧倒的な迫力とともに描く。

 監督・脚本は、黒澤明監督の助監督として数々の名作に携わり、初監督作品『雨あがる』で第24回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか、計8部門で最優秀賞を受賞し、『阿弥陀堂だより』『博士の愛した数式』『明日への遺言』『蜩ノ記』を送り出してきた小泉堯史。実力ゆえに一介の武士から越後長岡藩の筆頭家老に抜擢される、“知られざる偉人”河井継之助を役所が演じ、その継之助をいかなる時も信じ、支え続けた妻おすが役には、松たか子が名を連ねた。

 そのほか、田中泯、香川京子、佐々木蔵之介、坂東龍汰、永山絢斗、芳根京子、榎木孝明、渡辺大、矢島健一、山本學、井川比佐志、東出昌大、吉岡秀隆、そして仲代達矢らが出演する。

 また、小泉監督、役所、松、仲代、関根真吾プロデューサーからのコメントも公開された。

【コメント一覧】
■小泉堯史監督
司馬遼太郎さんは『峠』のあと書きに記している。
「幕末期に完成した武士という人間像は、その結晶のみごとさにおいて人間の芸術品とまでいえるように思う」
私もこの映画において侍とはなにか、捉えてみたい。
自然に、爽やかに、そして美しく。

■役所広司
美しい映画を求め続ける小泉監督作品に再度参加できることはこの上ない幸運です。
世界中で知られている「サムライ」という美的人間の代表でもある河井継之助を背筋を伸ばし、気持ちを引きしめて撮影に臨みたいと思います。

■松たか子
出演させていただけること、大変光栄に思っています。 継之助さんの夢の邪魔をせぬよう、役所さんの足を引っ張らぬよう、、、。先輩方から学べることに感謝しながらつとめさせていただきます。

■仲代達矢
時代劇の中ではよく信長や信玄がもてはやされますが、
私はタヌキオヤジと言われながら二百五十年余の日本の平和を築いた家康の方が
本来の侍の様な気がしています。今回の作品でもそうした侍の在り方が問われるでしょう。

■関根真吾プロデューサー(松竹撮影所)
今年は物語の舞台である長岡藩開府400年、戊辰戦争終結150年、主人公の河井継之助没後150年。そんな節目の年に本作の製作を発表できることに、深いご縁とこの企画の運命のようなものを感じています。
司馬遼太郎先生の原作を得て、小泉堯史監督のもと最高のスタッフ・キャストと共に、ご当地長岡市から新潟県を中心に撮影に臨んでまいります。
2020年は東京オリンピック。「サムライジャパン」と言われる日本人の魂が再び注目されます。そんな年に、この作品を通して「かつて日本人が生み出した、世界に類を見ない“侍”というもの」を再び見つめ直すきっかけになってもらえればと願っています。

(リアルサウンド編集部)

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