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深川麻衣の、マイペース語り

#春~出会いと別れのはなし~

隔週連載

第9回

21/3/26(金)

こんにちは! 深川麻衣です。
3月後半になり、街を歩いているとたまに桜を見かけるようになりました。
あとは桜フレーバーの食べ物や飲み物がよくお店に置いてあったり。
春は、個人的に花粉症との戦いの季節でもありますが……(笑)。 晴れた日は本当にちょうどいい気候で最高の季節ですよね。

前回のコメント欄では、みなさんの甘酸っぱい恋のお話や初恋のエピソードをこっそり教えていただき、ありがとうございました! みなさんの青春の思い出をお裾分けしていただいたような感覚で、楽しく読ませていただきました。

今回のテーマは#春。春と言えば、出会いと別れの季節ですよね。ということで、私が今まで経験してきた卒業や別れ、新たな環境での出会いなど……。それぞれ思い出しながらお話してみようと思います。

#卒業
~初めての「別れ」を経験~

人生で初めての「別れ」を意識したのは、今振り返れば中学校の卒業式だったかな。小学校から中学に上がるタイミングでは、基本はみんな地元の小学校から地元の中学校にそのまま進学するので、ほぼ生徒の顔ぶれは変わらず寂しさはそんなに感じていなかったのですが、高校からはみんなが離れ離れになってしまう。

それまでは友達と毎日一緒にいるのが当たり前だったのに、高校からはそれぞれ別の道に進むことになるので「このままずっと続くと思っていたものも、いつかは終わっちゃうんだな……。」と、別れというものの寂しさを初めて味わったのがこの時です。

今でもはっきりと覚えているのが、卒業式に生徒全員で合唱した歌。『旅立ちの日に』という曲なのですが、(白い光の中〜に♪という出だしから始まる歌です。)それをみんなで歌っていたら、指揮者の生徒の子が泣き出してしまって、それを見て我慢していたものが一気に溢れて涙が止まらなくなってしまいました。
卒業ソングって今聞いても、不思議とあの時の空気感を鮮明に思い出しますよね。
歌と香りは、記憶と強く結びついている気がします。

そんな中学の卒業式からかなり長い月日が流れましたが、今思えば、中学のころ想像していた高校生ってすごく大人なイメージでしたよね。実際なってみるとそんなには変わらないんですけど。

当時の自分達にとっては、地元の中学を卒業して、少し遠くの高校へ進学することもすごく大きな環境の変化で。
各々分野が違う夢に向かって進んでいくのも、大人に一歩近づく感じがして、少し怖いんだけど未来に向けての期待も入り混じったような、そんな心境でした。

#グループからの卒業
~初めて自分の意志で卒業を決断~

あともう一つ、卒業と言えば……やっぱり私の人生の中でも大きかったのは、5年間在籍していたグループからの卒業。私にとって乃木坂は、学校のようでもあり家族のようでもあり、もちろん仕事でもあり……という特別な場所でした。学生生活で経験してきた卒業は、3年生になったら卒業、と自然な流れで終わるものだったけれど、グループではそれぞれが自分の意志で卒業のタイミングを決めて決断していく。そこが大きな違いですよね。

私も、「今このタイミングが、自分にとって一番ベストだと思う」と、根拠はなかったけれど自分の中の直感に従って決めました。
その選択に後悔はないし、それで良かったと今思えているから、あのとき決断してよかったと思っています。

#新たな環境、新たな出会い

みなさんは新しい環境や新しい出会いに、ワクワクするタイプですか? 緊張するタイプですか?

私は……うーん、半々。(笑)。
入学、進学、入社、転職、などなど。まだ経験したことのない新しい環境に飛び込むのは、少し勇気がいることですよね。
初めましての輪の中に入っていくのも緊張するし……。

今のお芝居のお仕事も、毎回が初めましての連続です。1つの作品を作るために、たくさんの人が集まりチームになって、作品を作り終えたらお別れをして。そして次の作品ではまたたくさんの初めての出会いがあって……。出会いと別れの繰り返しです。
だから、たまに以前ご一緒したスタッフさんや出演者の方と再びお仕事で再会できたときはすごく嬉しい!

そうやって日々お仕事を通しての出会いに、とても刺激を受けています。
本当にすごい方々ばかりで、たまに自分と比べて、自分にないものばかりを数えてちょっと落ち込むこともあるけれど。この人のこんなところ素敵だな、自分もいつかはそんな風になりたいな。とひそかな目標ができたり、何気ない会話の中で、ふとしたときにいただいた言葉がずっと自分の中で大切にし続けたい宝物になっていたり。

そういう意味でも人との出会いは、自分の中での頑張る原動力になっていると思います。

これからも一つ一つの出会いを大切にしながら、丁寧にお芝居と向き合って、みなさんに楽しい作品をお届けできるように。頑張ります!

そういえば、先日インスタグラムで質問返しをしたとき、「興味があってやりたいことがあるけど、決心がつかない」「今あるところを辞めて、別のところに行きたいけど不安……。」というみなさんからの相談が多くありました。

それぞれ状況が違うと思うので、アドバイスになるかは分かりませんが、、私は自分の中での分岐点になるような大きめの選択をするときは、最後は自分の中でしっかりと結論を出すことを大切にしています。

人に相談して、色々な考えや意見を聞くこともとても大切だけれど、周りの人の意見を聞きすぎて、流されてしまうのは良くないことだと思うから。

それでいい方向にいけば結果的によかったね。となりますが、もし、思ってたものと違うな……。という状況になったとき。

私は後から人のせいにしたくなったり後悔するのが嫌だから、「どういう結果になっても、これは自分で決めたこと。」って思えた方が、ちゃんと自分の選択に責任を持って前向きに進んでいける気がするんです。

だからみなさん自身が、すごく悩んで考えて出した決断であれば、それが正解なんだと思います。難しく考えすぎず、一度シンプルに自分はどうしたいのか? という気持ちに目を向けたら、答えは出ている気がします。

やってみて「自分には向いてなかったな」「こっちじゃなくてあっちだったな」と思うことも全然あるけど、でもやってみないとそれすらも分からないので。

あの時ああしておけば……とずっと後悔するぐらいなら、自分の気持ちにふたをせず、思いきって行動してみるのもいいんじゃないかなと思うんです。

#大量のみかんからの卒業

そういえば小学生の頃、あるとき肌の色がどんどん黄色くなってしまったときがあって。母親が心配して、病院に連れていってくれたことがあるんですが、その結果先生に「これはみかん黄疸ですね。みかんのたべすぎです。」って言われて(笑)。

地元の静岡ってみかんがすごく美味しいんです。毎年時期になると、よく親戚やご近所の方から箱ごと大量にいただいたりしてたので、みかん食べ放題状態で。そのときは1日に6個以上は食べてたんじゃないかな……(笑)。

今もみかんは大好きだしよく食べますが、この時以来、極端に食べ過ぎるのはやめて、食べるとしても1日1個までにしています……(笑)。

みなさんも、ついついやめられない食べ物はありますか?
あったらぜひぜひ教えてください。

ではまた~👋

★編集部からのおしらせ★
深川麻衣さんにこの連載でやってほしいこと、聞きたいことを募集します! コメント欄にぜひ書き込んでください。たくさんのコメントお待ちしております! ※コメントはぴあのアプリをダウンロードして「ぴあニスト」登録をしていただくとできます。

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プロフィール

深川麻衣(ふかがわ・まい)

1991年3月29日生まれ。静岡県出身。O型。
2011年に乃木坂46の第1期生として活動をスタート。その後2016年、女優業に専念するためグループを卒業。NHK連続テレビ小説『まんぷく』『日本ボロ宿紀行』『まだ結婚できない男』をはじめとしたドラマ、『愛がなんだ』、『空母いぶき』『水曜日が消えた』など映画作品にも多数出演。初出演にして初主演を果たした映画『パンとバスと2度目のハツコイ』ではその演技が評価され、第10回TAMA映画賞の最優秀新進女優賞を受賞。次回作の2021年1月29日公開予定『おもいで写眞』では、夢に破れ東京を離れた後、地元で“遺影写真撮影”という新たな仕事を通して成長するヒロイン、結子を熱演する。

深川麻衣 official web site
https://fukagawamai.com/

撮影/高橋那月、取材・文/滝紀子、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/白水真佑子、スタイリング/原未来、衣装協力/ニット¥33,000、ワンピース¥42,000/ともにJANE SMITE(シップス 渋谷店)、イヤリン¥1,600/GOLDY(ゴールディ)※すべて税抜き価格
問い合わせ先:シップス 渋谷店 03-3496-0481、ゴールディ 0120-390-705 http://www.goldy.jp/

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