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松坂慶子と杏が共演「おもひでぽろぽろ」SPドラマ化、舞台は2020年

ナタリー

20/8/31(月) 16:15

松坂慶子

スペシャルドラマ「おもひでぽろぽろ」の制作が発表された。松坂慶子と杏がメインキャストを務める。

本作のもとになったのは岡本螢と刀根夕子が手がけた同名マンガ。1991年にはスタジオジブリによって劇場アニメ化された。

2020年が舞台のスペシャルドラマでは、タエ子は64歳に。30代の娘や10代の孫娘と同居が始まり、“令和のタエ子”は女優になるという新しい夢に向かって一歩を踏み出す。

“昭和のタエ子”を演じる松坂は「いまや人生100年の時代、今後30年以上も前向きに生きて行くためのターニングポイントになる大切な日々が描かれるのではないかと思います」と期待を寄せる。タエ子の娘・杉本夏希役の杏は「おもひでぽろぽろ」のファンだと明かし「誰もが子供だったこと、世代を超えて触れ合うことを感じながら参加させていただけたらと思っています」と意気込みを語った。

「おもひでぽろぽろ」は9月初旬から下旬にかけて首都圏近郊で撮影予定。2021年1月以降にBSプレミアム、BS4Kで放送される。脚本は「女子高生の無駄づかい」の矢島弘一、演出は「70才、初めて産みますセブンティウイザン。」の渡辺一貴が担当する。

松坂慶子 コメント

素敵な作品に出演させていただくことをとても嬉しく思っています。どんな風に作り上げていくのか、とても楽しみです。いまや人生100年の時代、今後30年以上も前向きに生きて行くためのターニングポイントになる大切な日々が描かれるのではないかと思います。大事なのは日々の暮らし。夢を見つけて自分の人生を輝かせることができたら、どんなに楽しいことでしょう! ゆったり年相応に暮らしていたタエ子さんが、家族との絆や出会いによってだんだん心が若々しくなって、まるで子供の頃のように元気いっぱいに天真爛漫に日々を紡いでいくようになる。人は、いくつになっても成長するんじゃないでしょうか。ご覧いただいて、懐かしいあたたかい時間を過ごしていただけたら嬉しいです。

杏 コメント

大好きな作品が、現代を絡めたドラマになると聞き、とても嬉しいです。昭和の古き良き時代に子供だったタエ子が、平成を経て、令和をどのように過ごしているのか。作品の中で描かれ、映るのはそれぞれのキャラクターの人生のほんの一部分で、本当はその前後ともに、ずっと続く時間がある。私が演じさせていただくのは、今回描かれる世代の中ではちょうど真ん中の娘。誰もが子供だったこと、世代を超えて触れ合うことを感じながら参加させていただけたらと思っています。

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