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成田凌が石原裕次郎新人賞受賞、昨年度受賞者・岩田剛典は「努力が実を結んだ」

ナタリー

19/12/28(土) 15:45

左から岩田剛典、成田凌、石原まき子、塩田明彦。

第32回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞新人賞の表彰式が本日12月28日、東京都内で開催され、石原裕次郎賞新人賞に選ばれた成田凌が登壇した。

「チワワちゃん」「愛がなんだ」「さよならくちびる」「翔んで埼玉」「人間失格 太宰治と3人の女たち」での演技が評価され、同賞に選ばれた成田。「石原裕次郎さんの名前の付いた素敵な賞をいただきありがとうございます」とコメントする。石原裕次郎新人賞はデビューから5年以内の俳優が対象。2014年に俳優デビューした成田は「この5年間で本当に素敵な役者さんたちと出会って、日々自分の足りない部分を痛いほど感じております。5年間たくさんのものをもらってばかりだったので、これからは与えられる人間になりたいと思います」と意気込んだ。

表彰式には、前年度「パーフェクトワールド 君といる奇跡」「去年の冬、きみと別れ」「Vision」で同賞に輝いた岩田剛典(EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)も登壇した。「自分なんかがコメントするのはおこがましいですが……」と恐縮しつつ、岩田は成田へ「1年間、本当にたくさんの作品に出演されて、そこに費やした努力が実を結んだのかなと思います。本当におめでとうございます」と言葉を贈った。

さらに花束ゲストとして、「さよならくちびる」の監督・塩田明彦も駆けつけた。塩田は「さまざまな作品でクズと呼ばれる役を、多彩に演じ分けてきた成田くん。『さよならくちびる』では、クズだった自分を悔いて、生き直そうとする役を演じていただき、見事にハマっていました。今日彼がここに立っているのが、(自分は)親になったような気分でうれしくて……。うちのバカ息子を、どうもありがとうございます」と審査員に感謝を述べた。

なお石原まき子は、成田の主演作「カツベン!」を絶賛。活弁士を演じた成田を、石原は「セリフ回しが、私たちには到底できない素晴らしさでした。びっくりいたしました」と評価した。

なお「カツベン!」は現在全国で上映中。そのほか成田は2月21日公開の「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」、3月20日公開の「弥生、三月-君を愛した30年-」、4月24日公開の「糸」、2020年上半期公開の「窮鼠はチーズの夢を見る」に出演している。

映画ナタリーでは引き続き、表彰式の模様をレポートする。

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