倉持裕が手がけるサスペンス、向井理&水川あさみが“追い詰められる夫婦”に
19/11/22(金) 10:00
左から向井理、水川あさみ。
M&Oplaysプロデュース「リムジン(仮)」が、来年2020年5月から6月にかけて東京・本多劇場で上演されることが明らかになった。
倉持裕が作・演出を手がける本作は、“嘘”がテーマの心理サスペンス。自己保身のためについた嘘により、追い詰められてしまう主人公を向井理、その妻役を水川あさみが務め、共演者には小松和重、青木さやか、宍戸美和公、田村健太郎、田口トモロヲが名を連ねている。
上演に向けて、倉持は「向井理さんと何か芝居を作ろうとなった時、彼が夫を演じてくれるなら、この構想が陽の目を見ると思った。妻役をお願いした水川あさみさんは、デビュー当時から声が好きだ。優しさと悪意に満ちた台詞を書きたい」と意気込みを語り、今作が倉持との初タッグとなる向井は「いつかその世界に入り込みたいと思っていたので、今回初めてご一緒できると聞いた時はとても光栄でした。とても緻密で丁寧な作品が多い印象で、今から稽古が楽しみです」とコメント。水川は「倉持さんの描く戯曲の印象はコミカルとシニカルのバランスが絶妙で、かつ最後はなんとも言えない不気味な後味が残るかんじ。今はまだ手元にない、まだまだこれから肉付けされていくであろう脚本を待ちつつ、倉持ワールドの一員になれる日を楽しみにしています」と思いを述べた。
本作は東京のほか、富山、大阪、愛知、島根、広島、福岡、愛媛、宮城、新潟でも上演される予定。公演の詳細やチケット情報については続報を待とう。
倉持裕コメント
些細な出来心から犯した小さな罪を隠そうとするうちに、ついた嘘が雪だるま式に膨らんで、急降下していく夫婦を、ブラックユーモアでもって描きたいと思っていた。向井理さんと何か芝居を作ろうとなった時、彼が夫を演じてくれるなら、この構想が陽の目を見ると思った。妻役をお願いした水川あさみさんは、デビュー当時から声が好きだ。優しさと悪意に満ちた台詞を書きたい。
向井理コメント
劇作家の倉持さんの作品は以前から拝見していました。
いつかその世界に入り込みたいと思っていたので、今回初めてご一緒できると聞いた時はとても光栄でした。
とても緻密で丁寧な作品が多い印象で、今から稽古が楽しみです。
そして下北沢の本多劇場も今回初めて舞台に立たせていただきます。
舞台をやるようになってから、一度は立たなければいけないと思っていた劇場なので気が引き締まる思いです。
水川あさみコメント
わたしもいつか、倉持さんの演出を受けてみたいと願っていた役者の1人ですが、今回御一緒出来ることになりとても嬉しく思っています。倉持さんの描く戯曲の印象はコミカルとシニカルのバランスが絶妙で、かつ最後はなんとも言えない不気味な後味が残るかんじ。今はまだ手元にない、まだまだこれから肉付けされていくであろう脚本を待ちつつ、倉持ワールドの一員になれる日を楽しみにしています。
M&Oplaysプロデュース「リムジン(仮)」
2020年5月~6月
東京都 本多劇場 ほか
作・演出:倉持裕
出演:向井理、水川あさみ、小松和重、青木さやか、宍戸美和公、田村健太郎、田口トモロヲ
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