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ジョジョ・ラビット

20/1/14(火)

10歳のジョジョは、ヒトラーユーゲントの隊員でナチスの卵だった。でも、気弱で体力もイマイチ。訓練時、うさぎを殺せなかったことから“ジョジョ・ラビット”というあだ名をつけられる。そんな彼の心の友は空想のアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ監督兼)だった。ジョジョは母ロージーと二人暮らしだが、ある日のこと2階でユダヤ人少女に出会ってしまう。子供目線のせいか、カラフルで牧歌的な雰囲気が漂う。それでも時々ナチスの蛮行が垣間見えるのがかえって怖い。個性的な登場人物満載で笑いを誘う。中でもスカーレット・ヨハンソンのガラッパチ母ちゃんが印象的だ。抵抗運動をしているにもかかわらず息子はユーゲントなのは、本人の自主性に任せているのは愛を感じる。ユダヤ人少女との交流はまさに『禁じられた遊び』を思わせ、ユーモアの中に鋭い風刺が、強烈な反戦メッセージになっている。

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