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柳楽優弥×有村架純×三浦春馬が共演、ドラマ「太陽の子」終戦記念日に放送

ナタリー

20/3/16(月) 17:58

柳楽優弥

柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が共演するドラマ「太陽の子」が、8月15日にNHK総合などで放送される。

終戦記念日にオンエアされる本作は、第2次世界大戦末期に新型爆弾の開発を命じられた研究者の苦悩を描く青春群像劇。純粋に実験に取り組もうとするが時代の波に翻弄される研究者・石村修を柳楽、修の弟・裕之を三浦、兄弟がひそかに思いを寄せる朝倉世津を有村が演じる。

そのほか三浦誠己、宇野祥平、尾上寛之、渡辺大知、葉山奨之、奥野瑛太、イッセー尾形、山本晋也、國村隼、田中裕子も出演。NHK大河ドラマ「青天を衝け」の演出も手がける黒崎博が作・演出を担当する。

柳楽は「科学は人間にとって善にも悪にもなり得る。きっと主人公も思い悩んだであろう問題に僕自身も真剣に向き合いました」とコメント。有村と三浦は「戦争を経験していない、生きたことのない時代をイメージするには限界があるかもしれませんが、女性の凄みはいつの時代も変わらずにあるということを学びました」「若くして、自分が居ない未来に希望を託す青年の想いを役を通して考えさせられました」とそれぞれ語った。

なお、テレビドラマ版とは違う視点で描く国際共同制作映画「太陽の子」も制作決定。公開日は未定となっている。

国際共同制作 特集ドラマ「太陽の子」

NHK総合 2020年8月15日(土)19:30~20:50
※NHK BS8K、BS4Kでも同時放送

柳楽優弥 コメント

科学は人間にとって善にも悪にもなり得る。
きっと主人公も思い悩んだであろう問題に僕自身も真剣に向き合いました。
この役を演じる事への責任を今でも感じています。
全スタッフ、全キャスト一丸となって丁寧に取り組んだ作品です。ご期待下さい。

有村架純 コメント

人が亡くなる悲しみよりも、明日は自分が死ぬかもしれないという恐怖。次第に何事にも無感動になり人間としての感覚が麻痺していく。明日を今日をどう生き抜くか、人々が必死に毎日を耐え忍んだそんな状況下でも、幾つもの美しい朝を迎え、澄んだ空を見上げた人々がいたはずだと私は思いました。戦争が起きていることが嘘みたいに、その時ばかりは一瞬でも忘れられる。世津はその一人。今日を生きたことを後悔しないように、毎日訪れてくれる日常を愛おしく噛み締めた女性。そう生きることが彼女なりの覚悟として捉え演じました。飲み込んだ言葉もきっとたくさんあったはず。戦争を経験していない、生きたことのない時代をイメージするには限界があるかもしれませんが、女性の凄みはいつの時代も変わらずにあるということを学びました。

三浦春馬 コメント

散る事を見据え、残された日々をどう過ごすべきか…
家族に対して気丈に振る舞う学徒出陣兵がどれだけ辛かったか…
若くして、自分が居ない未来に希望を託す青年の想いを役を通して考えさせられました。
世界で唯一の被爆国の日本ですが、私たち日本人も原子力爆弾を用いて戦争を終わらそうとしていた事実を、この作品で私同様多くの方が知る事になった後、今まで以上に日本が平和と希望を願える美しい国になるよう祈ります。

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