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『戸谷成雄 森―湖:再生と記憶』開催! 市原湖畔美術館の空間からインスピレーションを得た作品を展開

ぴあ

≪視線体-散≫(2019)撮影:武藤滋生

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“彫刻”の概念の再構築を試み、一貫して“彫刻とはなにか”を追求し続けてきた日本を代表する彫刻家・戸谷成雄の個展が、10月16日(土)より千葉・市原湖畔美術館にて開催される。

作品に刻み込まれた土地の記憶や自然への想像力を、鉄芯を埋め込んだ木のブロックをチェーンソーで彫り刻む《森》シリーズで知られる戸谷成雄。その作品には、文明論的近代批判、人間への洞察、土地の記憶、自然への想像力が深く刻み込まれている。

同展では、ダムの建設により誕生した人工湖のほとりにたたずむ同美術館の時空間をひとつのインスピレーションとして、巨大なヴォイド(アトリウム空間)を中心に、<森><土地><水脈>に連なる作品を展観。森をさまよい、その根源におりていくように、戸谷の豊穣な作品世界を体感できる。

「視線」「表面」「内部と外部」「地上世界と地下世界」「自然と人間の関係」「近代」のメタファーとしての展示空間と、戸谷の彫刻世界との化学反応を楽しみたい。

≪森≫(2017-2018)
≪双影景≫(2001)撮影:山本糾
≪落下≫(1992)_撮影:成田弘

【開催概要】
「戸谷成雄 森―湖:再生と記憶」
会期:2021年10月16日(土)~2022年1月16日(日)
会場:市原湖畔美術館
時間:10:00~17:00、土曜・祝前日は9:30~19:00、日曜・祝日は9:30~18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合開館翌平日)、12月27日(月)~1月3日(月)
料金:一般800円、大高生・65歳以上の方600円
※関連展示『湖の記憶』、常設展『深沢幸雄/高橋甲子男/鶴岡洋 版画展』も同時開催

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