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2019年は“3人の亥年男”に期待!? 鈴木亮平、松田龍平、山田孝之の躍進

リアルサウンド

19/1/2(水) 6:00

 ちょうど一年前のこの時期に、「山崎賢人、二階堂ふみ、吉沢亮……“戌年生まれ”が2018年の顔に? 年男・年女ブレイク説」というコラムを書いたのだが、まさに予想的中。山崎は『トドメの接吻』(日本テレビ系)、『グッド・ドクター』(フジテレビ系)、の2作のドラマで主演、二階堂は『リバーズ・エッジ』で主演を務め上げた。また、吉沢はドラマ『GIVER 復讐の贈与者』 (テレビ東京系)での主演や『あのコの、トリコ。』『ママレード・ボーイ』『銀魂2 掟は破るためにこそある』『BLEACH』と映画にも引っ張りだこで話題をさらった。

 ということで、今回は2019年の干支にあわせ、“亥年生まれ”の俳優・女優に注目したい。

 まずは若手の者たちから。昨年は『ドラマ10 女子的生活』(NHK)、『ドルメンX』(日本テレビ系)、『走れ!T校バスケット部』とドラマと映画での主演、そして、朝ドラ『半分、青い。』(NHK)でのボクテ役など、ハマリ役を連発した志尊淳。2019年は今のところ、ドラマ『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)、映画『フォルトゥナの瞳』などの期待作への登場を控えており、新たなハマリ役の獲得が楽しみな俳優である。

 2018年に大幅に出演作を増やしていた小関裕太も期待せずにはいられない。2019年は『サムライマラソン』など、さっそく超大作にも顔を見せる。また、少女マンガを原作とした『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』で、2番手的ポジションを担っていた佐藤大樹は、『4月の君、スピカ。』で映画初主演を果たす。EXILEのパフォーマーでもある彼が、どのように作品を引っ張っていくのか期待である。

 昨年、ドラマ『チア☆ダン』(TBS系)、映画『となりの怪物くん』『累 -かさね-』『春待つ僕ら』で主演を務めた土屋太鳳は、やはりこの世代ではトップクラスの女優の一人だろう。『下町ロケット』(TBS系)でベテラン陣の中で見せた奮闘ぶりを、同じく池井戸潤原作の映画『七つの会議』で見ることができそうだ。『万引き家族』で世界に羽ばたいた松岡茉優は、『勝手にふるえてろ』以来の主演映画『蜜蜂と遠雷』の公開を控えている。今のところ情報が開示されているのは本作だけだが、今年の出演作が少なかっただけに、まだいくつか待機作があるのではないだろうか。

 『恋のしずく』で昨年は映画初主演を果たした川栄李奈は、『九月の恋と出会うまで』『泣くな赤鬼』の公開を控えており、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)など注目作の放送が年明け早々から始まる。“深夜ドラマの女王”としての呼び声も高かった森川葵は、『賭ケグルイ season2』とその劇場版の公開を控えている。コメディエンヌとしての素質も持ち合わせた彼女に、また大いに楽しませてもらえそうだ。

 と、ここまでは2019年に24歳を迎える世代だが、一回り上の世代だと誰がいるだろうか。

 まず目に留まるのが、大河ドラマ『西郷どん』(NHK)で一年にわたって主演を務め上げた鈴木亮平だ。一年という長い時間をかけ、年齢や環境に応じて作り上げていった西郷隆盛像は素晴らしいものであった。この大役の経験で、役者として見える景色も変わったのではないだろうか。次は何を演るのか? それが今一番気になる俳優である。

 『羊の木』『犬ヶ島』などの話題作や、主演作『泣き虫しょったんの奇跡』、さらには『獣になれない私たち』(日本テレビ系)で新垣結衣との絶妙なコンビネーションを見せた松田龍平。いまだ“映画俳優”という印象の強い彼だが、『カルテット』(2017・TBS系)に続き、幅広い層のファンと知名度を獲得し続けている。綾野剛との共演作『影裏』にも期待が高まる。

【写真】『影裏』松田龍平と綾野剛の共演シーン

 『dele』(テレビ朝日系)での主演、『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)、『今日から俺は!!』(日本テレビ系)などでの愉快なゲスト出演、そして、プロデューサーにも名を連ねた主演映画『ハード・コア』の公開と、多彩な魅力を放った山田孝之。福田雄一とタッグを組む三度目の舞台『ペテン師と詐欺師』や、脚本・プロデューサーとして参加し、完全に裏方に徹した『デイアンドナイト』の公開と、2019年もマルチな活躍に注目である。

 なんとも強力な三人が並んだ36歳を迎える世代だが、さらに上の世代だと、『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の吉田鋼太郎、『来る』で怪演を見せた柴田理恵、『獣になれない私たち』や『寝ても覚めても』でタイプ違いの母親役を演じた田中美佐子らがいる。こちらのベテラン陣にもまた期待だろう。

 2019年、年男・年女となる俳優・女優たち。“戌年生まれ”の者たちの活躍に続き、“亥年生まれ”の存在は要チェックだ。

(折田侑駿)

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