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日向坂46、ドキュメンタリー『3年目のデビュー』は感動と笑いを生む映画に? 注目ポイントを解説

リアルサウンド

20/8/6(木) 6:00

 日向坂46初のドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』が、8月7日に公開される。本作ではけやき坂46結成(日向坂46の前身グループ)から現在までの歩みが描かれるという。

(関連:日向坂46ドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』予告はこちら

 けやき坂46時代からのファンは、彼女たちが長い下積みを積んだ苦労人であることは知っていることだろう。長濱ねるのために結成され、欅坂46のアンダーグループ的存在だった。3年間、欅坂46に昇格するわけでもなくデビューの兆しも見えない。そんななかで長濱は欅坂46の専任となり、残されたメンバーたちは自分たちの存在意義が見えずに葛藤することになる。そしてアイデンティティを模索していくうちに辿り着いたのが“ハッピーオーラ”という武器だった。そうした背景があるからこそ、表舞台で輝く今の彼女たちに胸打たれるのだ。

 とはいえ、上記で述べたようなストーリーはメディアで何度も取り上げられている。この映画で注目すべきは日向坂46改名後の彼女たちの心情だろう。公式HPにはこのように記されている。

改名という大きな変化をきっかけに、最大風速で2度目のスタートを切った日向坂46。しかしその裏側で、メンバーたちは大きな壁を乗り越えようと必死になっていました。(『3年目のデビュー』公式HP)

 「デビュー」という一つの目標が達成されてからも危機感を持ちながら活動をしていたという。とはいえ、目標が達成された後、モチベーションを保ち続けるのは難しい。特に一期生は下積みが長い分デビューに対する思いは強かったはずだ。そんな中で、グループにいい刺激を与えていたのは二期生の存在だろう。

 以前、メンバー同士がインタビューをしあうドキュメンタリー番組『セルフ Documentary of 日向坂46』で明かされていたように、一期生も二期生もグループがより認知されるために自分に何ができるかを考えていた。しかし、二期生が加入した2017年には、主演ドラマ『Re:Mind』がすでに決まっていたりと、すでにグループ単体での注目度が高い時期。おそらく、一期生とはまた異なる責任感と重みを抱いていたのではないだろうか。本作では、そんな二期生の心境も明らかになることだろう。さらにその後、当時唯一の三期生だった上村ひなのも加入することになる。新たなメンバーが加入する中で、一期生たちの心情も気になるところだ。

 長い下積み、改名後の大きな壁……と様々なドラマがある日向坂46。しかし、本作はじめっとしたものではなく、あくまでもファンを楽しませる日向坂46らしい映画になっているようだ。齊藤京子は本作についてこのように語っている。

「まさかの最初から最後まで終始メンバーが大爆笑していた。そんなドキュメンタリーあるかって感じなんだけど、そこが日向らしいと思った」(文化放送『日向坂46の「ひ」』8月2日放送回)

 さらに、8月4日に配信されたSHOWROOM(『日向坂46「3年目のデビュー」公開直前!セルフ生プレゼンSP』)では、加藤史帆が「ドキュメンタリーコメディー~泣き笑い~」と紹介。上村も「自身の全力ダッシュのシーンが面白い」と明かしており、面白ポイントもたくさん散りばめられているという。

 メンバーの話を聞いてさらに期待が高まる『3年目のデビュー』。彼女たちのヒストリーに感動しながらも、最後には元気もらえるような作品になっているように思う。本作を経て、さらに日向坂46の魅力が幅広い層に認知されていくことは間違いないだろう。(本 手)

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