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BOYSぴあSelection 第27回 草川拓弥

草川拓弥 Part2「友達とゲームをしているときが、僕のリラックスタイム」

PART2

19/11/5(火)

映画『どすこい!すけひら』で超人気アイドル・拓巳役を演じた草川拓弥くん。俳優として、超特急の一員として、めまぐるしい日々を送る拓弥くんの“素”はどんな男の子なのか。24歳、等身大の草川拓弥くんを深掘りしました。

── ドラマ『同期のサクラ』に出演したり、俳優としてのお仕事も活発な拓弥くん。お芝居の楽しさってどんなところですか?

まずは色々な方から「この役を草川拓弥に」と呼んでもらえることがうれしいですよね。僕は草川拓弥として日々生きているけれど、台本の中の登場人物を演じることで、いろんな生き方を知ることができる。そこが面白いなって思います。

それに、お芝居をしていると、本当にその役になって生きているというか、そこに魂があるんだと感じられる瞬間があって。言葉にするのは難しいんだけど、その感覚を味わえたときはすごくやりがいがあります。

── 役づくりって普段どんなふうにしているんですか?

そこまで細かく背景をつくり込むというよりも、まずは脚本を読み込むことを大事にしています。まずは自分の役目線で読むというより、漫画や小説を読むように、ひとりの読者として物語を楽しむつもりで読んで。自分がどこに面白さを感じたのか、どこに感動したのかを台本の隙間に書き込んだりして文字に起こすことから始めます。

そこから自分の役のことを考える感じですね。このシーンで自分の役はどんなことを感じているんだろうとか。何でこういう台詞を言ってるんだろうとか。物語全体を見たときに、このシーンはどういう役割があって、何が大事なのかをあれこれ考えて。

── すごくきちんと考えるんですね。

でもいちばん大事なのは、現場で何を感じるかだと思っています。家でどれだけ準備をしても、現場に行ったら自分の用意していたものと180°変わることもよくあるし。監督やスタッフのみなさん、共演者のみなさんと話し合って、何かを感じて、そこから生まれたものがお芝居になっていくんだろうなって。

お芝居って正解がないじゃないですか。数学や国語のように、これが答えです、というものがない。同じ役でも違う人が演じたら全然違うものになるだろうし。演じる人の持っている魅力とか個性が自然と吹き込まれるのが、お芝居の面白さ。だから、結局は自分がどういう人間なのかが大事なんだと思います。

── お仕事で忙しい毎日だと思いますが、“素”に帰れるのは、どんなときですか?

僕、基本的にステージの上でも“素”でいたい人なんですよ。カメラ目線でポーズを決めるときも、あんまり着飾りたくないというか、“素”の自分を見せたい派。だから、そんなに仕事とプライベートでがらっと変わるわけじゃないですけど、リラックスできるという意味では、やっぱり友達といるときですね。あとはゲームをしているとき(笑)。

── 最近の友達との楽しかった思い出といえば?

この前、友達とバーベキューをしてきました! 火を起こしたり、食材を焼いたり、わりとそういうのが好きで、バーベキューのときは自分から率先していろいろやる派です。川遊びも好きですね。わりと流れの速いところだったので、そんなに奥までは行けなかったですけど、みんなで川に入ってはしゃいだりもしていました。

── ゲームもお好きなんですね。

今、ハマっているのは『コール オブ デューティ ブラックオプス4』です。最大100人のプレイヤーが街に降り立って1位を競う「BLACK OUT 」っていうモードがあるんですけど、これがすごく楽しいんです。プライベートの友達にゲーム仲間がいて、いつもボイスチャットをつなぎながら遊んでいます。

── この夏の思い出を教えてください。

超特急でツアーをやっていたんですけど、沖縄公演の翌日にみんなで石垣島に行きました。ダイビングをしたり、1日船を借りて釣りをしたり、おそろいのTシャツをつくったり。ダイビングは初めてだったけど楽しかったです。タンクが重くて、最初はちょっと驚いたんですけど、小さい頃からしょっちゅう海に入ってたので、恐怖とかは全然なくて。それよりもあんなにも綺麗な海は生まれて初めてだったので、ただただ透明な海の美しさに感動していました。

釣りは何度か経験があったんですけど、その日釣れたのはリョウガだけで……(笑)。ちょっと悔しかったので、またリベンジしたいです!

── この秋したいことはありますか?

車に詳しくなりたいです。あんまり車種とか詳しくなくて。車に関する知識をこの秋もっと深められたらいいなと。

── どんな車が好きですか?

旧車が好きです。あのちょっとレトロな感じがいいですよね。ただ、そうすると燃費が悪いと聞いたことがあって…。

── 普段からドライブはよくするんですか?

そうですね。普段車に乗るときは、カーシェアを使っています。

── イマドキだ!

めっちゃ楽ですよ。あのシステムを考えた人は天才だと思います(笑)。ケータイで地図を開いて、近くで利用できる車を探して、あとは時間指定して予約すれば、ケータイが鍵代わりになるんです。基本的に、買い物に行くときは車がメイン。免許をとってから、外を歩かなくなりました。

── 車に乗るときは、どんな音楽をかけますか?

邦楽が多いですけど、基本、あんまりかけないかもしれないです。どちらかと言うと、ラジオの方が多いかな。子どもの頃は車に乗ると父親がよくTUBEをかけていて。それを聴きながら、TUBEの曲は覚えた記憶があります。

── 映画で綾音はナイスバディの美女に変身しますが、拓弥くんは自分のココを変えたいってところはありますか?

もうちょっと身長がほしかったです。小さい頃から母親が「牛乳を飲んだら背が伸びるよ」と言っていたので、よく飲むようにしていたんですけど……伸びなかったですね(笑)。そこまでワガママは言わないので、せめてあともう数センチはほしかったなと。

あと、夜型の体質を変えたいです。年齢的に今のところそこまで支障はないからいいかなと思っているんですけど、これからのことを考えたらもうちょっと規則正しい生活に切り替えていった方がいいのかなと。

── ちなみに朝は弱い人ですか?

いや、前日寝るのがよっぽど遅かったらしんどいですけど、そうでなければ目覚まし時計が何個もないと起きられないというほどでもないです。

── 映画の主題歌は、超特急の『Don't Stop 恋』。今、拓弥くんの「Don't Stop」なものは?

物欲が止まらないです(笑)。服がものすごく好きで、ファッション系のオンラインショップをチェックするのが毎日の日課になっています。しかも、ネットだと簡単にポチれちゃうので、気に入ったのがあるとすぐ買っちゃうんですよ。おかげで、何を買ったか全然覚えていなくて、リアルな話、あとで「!?」となることが結構あります……(笑)。

── 最近は何を買いました?

ブーツとカーディガンを買いました。最近(※取材は9月上旬)は秋冬ものをよく買っています。いつもだと、その気温にならないと買わないんですけどね。今年は可愛いものが多くて、ほっといたらすぐになくなっちゃいそうだから、ついいろいろ買っちゃいます。

── 好きな洋服の傾向とかあるんですか?

それが気分でコロコロ変わるんですよ。形も、色味も、これが好きっていう縛りがなくて。本当、いろんなものを着ます。

── じゃあ、この秋冬のヘビロテコーデになりそうなものは?

前の冬にコートを買ったんですけど、それが寒い時期が終わる直前に買ったので、まだあんまり袖を通していないんですね。だから、今年はそのコートをガンガン着てやろうと思います! あとは最近ショート丈のダウンコートを買ったんですよ。それも早く着たいなってウズウズしているので、今から冬が来るのが楽しみです!

発売中の『ぴあMovie Special 2019Autumn』にも草川拓弥さんを5pにわたって特集しています! 詳しくはこちら

撮影/高橋那月、取材・文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/間篠美歩、スタイリング/東正晃、衣装協力/Scye:03-3468-0152(Burnish)、AURALEE:03-3468-0152(Burnish)、elephant TRIBAL fabrics:info@elephab.com、OPTICAL TAILOR CRADLE AOYAMA:03-6418-0577、Paraboot:03-5766-6688(パラブーツ青山店)、elephant TRIBAL fabrics:info@elephab.com、E.TAUTZ:03-3468-0152(Burnish)

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