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星野源「108」の“ぬるぬるシーン”で複雑な気持ちに、松尾スズキとラジオで対談

ナタリー

19/10/23(水) 16:17

左から星野源、松尾スズキ。

「108~海馬五郎の復讐と冒険~」で監督・脚本・主演を担った松尾スズキが、10月22日深夜にニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」にゲスト出演した。

番組パーソナリティの星野源は、同作で主題歌「夜のボート」を提供。星野に映画制作のきっかけを尋ねられた松尾は、自身に再婚の話が持ち上がったことから、「夫婦になって男と女が契るってどういうことなのかと考えていたら、奥さんが浮気してるんじゃないかと疑心暗鬼に取り憑かれた男の話を書いてみたいって思ったんです」と構想したことを明かす。

本作がR18+指定作品であることを松尾が嘆くと、星野は「あれはなりますよ、あれは! 松尾さんの舞台でもなかなかないぐらいの描写ですから」とツッコミ。2人は主題歌が流れる場面を“ぬるぬるのシーン”と表現し、星野は「“ぬるぬるのシーン”の終わりのところで、すごくきれいにかかるじゃないですか、僕の曲が。なんというか、複雑な気持ちでしたね(笑)。この曲でよかったのかという気持ちになりました」と鑑賞時の心境を語った。また星野はお気に入りのシーンとして、松尾が演じる主人公・海馬五郎が、LiLiCo扮する元妻に罵倒される場面を挙げる。

最後に松尾は「大人が面白がれる喜劇が最近はなかなかないと思いますが、“ぬるぬる”だけじゃなく会話劇も質の高いものに仕上がっておりますので、ぜひ観に来ていただきたいと思っております」と述べた。

「108~海馬五郎の復讐と冒険~」は、10月25日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。

※「108~海馬五郎の復讐と冒険~」はR18+指定作品

(c)2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会

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