『STAR WARS(TM) Identities: The Exhibition』 (c)&TM 2019 Lucasfilm Ltd. All rights reserved. Used under authorization.
自分だけのキャラが作れる! 『スター・ウォーズ』の世界を体験できる大規模展
19/8/12(月) 0:00
世界巡回展『STAR WARS(TM) Identities: The Exhibition』の日本展が、8月8日(木)に寺田倉庫にて開幕。200点以上の展示品に加え、来場者自身のキャラクターを作ることができるインタラクティブ・クエスト体験が楽しめる。
1978年の日本初公開から41年。12月に公開されるシリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で、スカイウォーカー家をめぐる物語がついに完結する。
そんな歴史的なタイミングを前に開幕されたのが、この『STAR WARS(TM) Identities: The Exhibition』だ。
会場には、映画で実際に俳優たちが着用した衣装や、使用した小道具、模型、キャラクター設定を決めるために描かれたコンセプト・アートなど、制作過程を辿れる貴重な展示品が約200点ものボリュームで展示されている。
同展の特徴は、『スター・ウォーズ』の世界を通して、 人間のアイデンティティを3つの側面から科学的に検証していることだ。展示品を所蔵するルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アートのアーカイブディレクター、レイラ・フレンチ氏は次のように解説する。
「アイデンティティを形成する3つの観点——どこで生まれ、誰にどのように育てられ、そして、成長後にどのような選択をするのか——から展示を構成しています。そして、アナキン・スカイウォーカーとルーク・スカイウォーカーというふたりの主人公の旅路を辿りながら、私たち自身のアイデンティティも探求することができるのです」
来場者は、入場時に配布されるID付きブレスレットを身につけ、会場内にある10カ所のインタラクティブスペースをめぐる。そこで出題される質問に回答していくことで、自分の性格や価値観などが反映されたオリジナルのキャラクターを作ることができるのだ。オリジナルキャラクターの種類は実に5000万通り以上! そのキャラクターは入力したメールアドレスに送ることもできる。
日本展アンバサダーの市川紗椰は「質問は心理学に基づいて考案されているので、できるだけ真面目にやるとビックリするような結果が待っていますよ」とコメント。
なお、今回展示される展示品は、今後ロサンゼルスに設立されるLucasfilm museumに収蔵されるため、これだけの規模での展示品を見ることができるのは、日本ではこれが最後の機会となるそう。
『スター・ウォーズ』のキャラクターをより深く理解すると同時に、私たち自身のアイデンティティについても理解を深めることができるという、今までにないタイプの展覧会。大充実の展示品とともに、自分のオリジナルキャラクターを作る体験も楽しんでほしい。
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『STAR WARSTM Identities: The Exhibition』