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稲葉友の「話はかわるけど」

寄せ書き×おもひで×私信

毎週連載

第104回

今回は年末ということで特別編! 『話はかわるけど』連載のスタッフからのメッセージに稲葉さんが返信します。たくさんの思い出が詰まった連載、みなさんの一番おもしろかった記事や一番気に入っている写真はどれですか? ぜひコメント欄で教えてください!(連載はまだ終わりません)

ヘアメイク 速水昭仁 さん

初めて会った時はたしか坊主で、その後無茶苦茶ぶっ飛んだ(アフロでカラースプレー)なヘアスタイルにしたり、ぴあでは連載という事で、同じ髪型にはしたくないとあの手この手で変えながら、その時その時の等身大の稲葉友を表現出来ればとやってきました。

もうぼちぼちネタがありません(笑)。

振り返ると、その時の自分の流行りが無駄に表現してるのがわかるので、恥ずかしいのだけれど、意外と裏テーマ「池内パイセン」四谷のスタジオで撮ったのは気に入っているかも。個人的に。

▼四谷のスタジオで撮った「池内パイセン」ヘア

基本的に稲葉氏は直毛の綺麗な髪の毛なので、アイロンで巻いて作る物は自然には見えない傾向がありまして、とっても難しいのです。

巻いてパーマぽくいかに自然に見えるかと、そんなスタイルがはまった時に、個人的に快感を覚えてるのですが、稲葉氏はいかがでしょうか??

それを踏まえると、桜の時や、バナーになってる一回目の撮影の時なんかも、自分的には完成度高めだと思ってます。

ぴあではないけれど、「春待つ僕ら」の舞台挨拶も良かったな。

勝手にかっこいいポイントだと思ってる、前髪を微妙に垂らす事は人一倍意識した2年間だったなと。

稲葉氏との会話は、、、

以外と連載になる様な事の下地をしゃべってる気がする。

人、物、世の中。

って思ってるのは俺だけかな(笑)。

基本的に、くだらない話が80%ですが。

でも、この髪型、王道の稲葉友だよねってなった話は鮮明に覚えてる。2年やってきた成果かな。

これいいねって思えるヘアメイクが少しでも増えるように。100%は当たり前の、そこから何%積み重ねられるか。

今後もそんな切磋琢磨していける関係値がいいっすね。

好きだよ、稲葉友。ラブ。

スタイリスト 添田和宏 さん

連載という事で、この企画のお声がけをいただいた時は、とても嬉しく興奮した記憶があります。

いつもと違った稲葉友、いつも以上の稲葉友、実験的な稲葉友、をどうやったら表現できるか、毎回スタイリングを考えるのが楽しく、やりがいを感じる毎月の楽しみです。

ありがたい事に、毎度自由なスタイリングをやらせていただけて稲葉さんには本当に感謝です。

と同時に、過去の配信とかぶらないスタイルで、を裏テーマにしているので自分を苦しめる事も多々ありますが、良き刺激になっています。

「このコーデは添田さんぽい、いい意味で」、「この前の写真、周囲からの評判がすごくいいです」、という言葉が最高の励みです。

2年という月日から顔つきも色気が増し、同時に洋服の着こなしも洗練された気がします。

どれもガチ提案なのでベストワンは選べませんが、個人的には艶っぽい髪をあげたクールなスタイルが好きでしたね。

読者の皆様、これからも稲葉さんの進化と成長を見守って楽しみにしていて下さい。

カメラマン 高橋那月さん

まずは、連載100回&2年間本当におめでとうございます!

そして、忙しいスケジュールの中一度も欠かすことなく毎週の連載、本当にお疲れ様です。

スタッフから稲葉さんへのコメントをくださいとのことで、パッと思い浮かんだ一言。

『稲葉さん、あんたすげえよ』

いきなり稚拙で乱暴な言葉をすみません。しかし、素直にそれしか浮かばなかったのでお伝えいたします。

何がすごいかというと、日々人が生きていく中であえて目を背けたり、辛くなるから考えないようにしている事、そんな事に対して毎週毎週向き合って言葉にしていく作業…考えただけで手に汗かきます。

記事の内容は日を追うごとに深みが増していき、「そうそう!」と共感することもあれば、「あ、そんな考え方もあるのね」と発見もあったり。

連載の内容に合わせて徐々に写真も大人っぽい雰囲気にシフトしていき、2年前と比べてみるとグッと渋みが増しましたよね!

連載初っ端の撮影では謎にケーキを手に持っていたり…爽やかに微笑む稲葉さんを撮影しましたね(笑)。

そんな爽やかな一面もあるけれども、連載を重ねるごとに”稲葉友”の頭の中を覗かせてもらい、”稲葉友”とはこうなのではないか?と、その頭の中のイメージや印象を可視化するには…

と、自分なりに試行錯誤してきた日々だったと振り返ります。

これからも、その時々の”稲葉友らしさ”を追求し、ファンの方達に旬な”稲葉友”をお届けしていきたいと思います!

編集 藤坂美樹

思い返すとぴあアプリがスタートして、タレントさんにエッセイ連載をお願いしよう、という企画が持ち上がったとき、いちばん最初に思い浮かんだのが稲葉さんでした。

きっかけは映画『私の人生なのに』の取材でインタビューさせていただいたときのことがとても印象に残っていたから。作品の宣伝だけで終わらない、ご自身の考えや世界観をしっかり持っている方だなあというのと、お話がとても上手で、クレバーな方だと感じていて、連載をお願いしたら面白くなるのではと思ったのでした。

引き受けてくださり、こんなに長く、毎週執筆してくださっていることに感謝です。

2年間、いろいろなテーマに向き合ってきました。ネタは尽きるようで尽きず、生きているって考えることの連続なのだなあと思わされます。

毎月、さまざまな衣装、髪型で、シチュエーションを変えての撮影も楽しみのひとつ。髪型と衣装ですごく雰囲気が変わりますね。

30代に向かって、ますます大人に進化していく稲葉さんを楽しみにしています。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

稲葉友

ぴあ連載「話はかわるけど」チームからの愛に溢れた、ご褒美のような第104回。心底ありがたく、もはや最終回のようでこのまま終われるような気すらしたよ。僕の振り返りより、せっかくなのでこの場を借りて、寄せてもらったお言葉への返信かつ皆さまへのご紹介のようなものを順に書いていこうと思う。

まずはもこちゃんことヘアメイクの速水さん。この連載の立ち上がりともなった僕が僕の思いで使う「日本語」というものがとにかく素早く伝わる人。ヘアメイクに対するオーダーも言葉少なく、なんならニュアンスで伝えただけでイメージ以上のものを立ち上げてくれるので本当に楽させてもらっています。もこちゃんの言うように、連載の下地のような会話が多いように思う。それはある意味、強めの信頼の証で、日々思い考えている取り留めのないことを気負わず話せる相手なのだ。これからも、公私共にお世話になりますよろしくどうぞ。こちらこそラブだよ。

スタイリストのそえさん(もしくはソエル)こと添田さん。添田さんが僕に持ってきてくれるスタイリングにはいつも優しい印象を受ける。それは色使いや素材感、さらにはその組み合わせに顕著に見てとれるが、温かいだけの優しさだけでない。何事も突っぱねず受け入れようという間口の広さみたいなものを感じさせてくれるので、ひねくれた僕の連載に柔らかさを持たせてくれているのです。僕の趣味嗜好を理解してくれた上で、そこに寄せ過ぎず新しい提案を毎回してくれるスタイリングにいつもワクワクしています。速水さんと添田さんの掛け合いに現場はいつも和まされています。これからも優しさに溢れたスタイリングをよろしくお願いします。

カメラマンのナツオさんこと高橋さん。この連載に関してはカメラ前であまりいろいろしないという選択をし始めた僕をあの手この手で撮影し、様々な表情や印象を引き出してくれる。写真の評判がとても良くて、振り返ると僕のInstagramはほとんど高橋さん撮影の写真で埋まってきております。たまに舌を出す表情をすると、シャッタースピードが速くなるので、たぶん高橋さんは舌出してるのが好き。いつもブレブレでコロコロコロコロと話をかえる僕の連載に芯のある写真で一本大きい軸を与えてくれていることにとても感謝しています。沢山のお写真楽しみに連載を続けますので、これからもよろしくお願いします。

編集のミキティこと藤坂さん。ピンクが大好きで太陽光が苦手な藤坂さん。最近の「ネタがないです」から始まるネタ出しも、藤坂さんに話を聞いてもらうと芋づる式に話が出てきて転がっていくので不思議です。おそらく僕らの感性は全然違っているのだけど、その違っていることが楽しくて、共感が生まれた時に面白く思えるのは藤坂さんの寄り添い力のお陰だなといつも思っております。本当にいつも話まとまってなくてすみません。でもここで話して文字に起こしてもらってまた自分で編集してという作業のお陰で得た精神的な財産がたくさんあります。そんな機会を与えてくれたことにとても感謝しております。手のかかる連載だと思いますが、引き続きどうぞよろしくお願いします。

本当に最終回のようで書きながら少し戸惑った。しかし来週も話はかわって普通に続いていくのでそちらはかわらず見守っていただけると幸いです。こんな素敵な人たちとチームで作っておりますよ!ということもほんのり伝わるといいかなと思いながら書きました。もはや私信のようだが、こんな機会がないとなかなかお伝えできないので、書けて良かったしコメントもらえて嬉しかったなあ。

そんなこんなで2020年も終わる。皆様良いお年を。チームの皆さんはもちろん、あなたからのコメントや感想に支えてもらって書き続けられました。2021年も、どうぞご贔屓に。



【編集部より】2020年も大変お世話になりました。世の中は大変な状況が続いておりますが、読者のみなさまにおかれましては、来年も心身ともに健康で、楽しい日々を過ごすことができますように、お祈り申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いいたします!

プロフィール

稲葉友(いなばゆう)

1993年1月12日生まれ、神奈川県出身。
2010年、ドラマ『クローン ベイビー』(TBS)で俳優デビュー後、ドラマ、映画、舞台と幅広く活動。
主な出演作に、ドラマ『仮面ライダードライブ』(‘14~’15 EX)、『MARS~ただ、君を愛してる~』(’16 NTV)、『ひぐらしのなく頃に』(’16 BSスカパー!)、『レンタル救世主』(’16 NTV)、『将棋めし』(’17 CX)、映画『ワンダフルワールドエンド』(’15)、『HiGH&LOW』シリーズ、『N.Y.マックスマン』(’18)、『私の人生なのに』(’18)、舞台『すべての四月のために』(’17)、映画『春待つ僕ら』(’19)『この道』(’19)など。
J-WAVE『ALL GOOD FRIDAY』(毎週金曜11:30~16:00生放送)ではレギュラーパーソナリティ―を務める。

撮影/高橋那月、取材/藤坂美樹、構成/中尾巴、ヘアメイク/速水昭仁、スタイリング/添田和宏
衣装協力/コート¥72,000/クルニ
カーディガン¥12,000/エバース
オールインワン¥6,300/キャスパージョン(すべてシアン PR TEL:03-6662-5525)
ソックス(3足セット)¥2,500、スニーカー¥9,000/ともにヴァンズ(ヴァンズ ジャパン TEL:03-3476-5624)
その他スタイリスト私物
※すべて税抜き価格

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