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ROAD TO 「10 BABYMETAL BUDOKAN WORLD PREMIERE」

第4回_BABYMETAL新体制へ

全5回

第4回

Photo by Takeshi Yao

Photo by Taku Fujii

2018年5月8日「Distortion (feat. Alissa White-Gluz)」を配信限定発売し、米・カンザスシティを皮切りに「BABYMETAL WORLD TOUR 2018 US」へ。SU-METAL、MOAMETALにサポートダンサーを加えた4~7人体制(THE CHOSEN SEVEN)で「METAL RESISTANCE第7章」がスタートした。この章はダークサイドとも呼ばれ、BABYMETALの「光」と「闇」が表裏一体となったアナザーストーリーという位置付けだ。

ツアー初期は、YUIMETALのいない状況にファンの動揺も感じ、「ワンマンライブなのにステージが怖い」という印象を初めて抱いたSU-METALとMOAMETAL。「(困難な状況にあっても)毎回ちゃんと乗り越えてきたから、どんなに大変でも自分たちならできるって、模索していました。困難の先にあるゴールはこれまでも見たことはあるし、ゴールに到達したときに得る快感がどんなものなのかもわかっていたから、そこにたどり着くためにがんばるという感じでした」(SU-METAL『PMC Vo.13』より)

「必死に何かを進化させて、でも大切なものを守るーーダークサイドのときにダンスというものについて考えられるようになって。それまではBABYMETALの音楽を届けるためにパフォーマンスができればいい、という気持ちだったんですけど、もっと深いところまで届けたいと思うようになりました」(MOAMETAL『PMC Vo.18』より)

10月、正式にYUIMETALの脱退が発表され、SU-METALとMOAMETALの2人体制になることが発表された(『PMC Vo.13』)が、歩みを止めることなく、BABYMETALとは何か?を改めて考える2018年を経て、個々のパフォーマンスも極め、進化していくBABYMETAL。以下は、激動の第7章より「10 BABYMETAL BUDOKAN」で披露された3曲だ。

アメリカツアーがスタートした5月8日に、配信シングルという形で初めてリリースした「Distortion (feat. Alissa White-Gluz)」。

「米・カンザスシティ公演での初演以降、アルバム『METAL GALAXY』収録曲の中では唯一全公演で演奏され、約90本の激闘を通じて磨きに磨かれまくったことにより、METAL RESISTANCE後期を支える。不安しかなかったであろうあの日から3年弱、SU-METALとMOAMETALは人間としてもパフォーマーとしても本当に大きく成長した」(阿刀大志『PMC Vol.20』より「10 BABYMETAL BUDOKAN」レポート)

SU-METALはツアーを重ねる中で「お客さんとこの曲を作っていく」と感じていたそうだが、ミュージックビデオ(以下、MV)はディストピアをテーマに、これまでの世界観とガラッと変わった、映像のクオリティを追求した作品に。

「Distortion (feat. Alissa White-Gluz)」

<PMC読者のコメントより>

「本人たちが出演しないであれだけのインパクトを与えた(山口県・JEAFOX-METAL)」「コロナ禍の今、えたいの知れない巨大な相手に、みんなで力を合わせ挑んでいく姿が心に響きます(兵庫県・KOMIYA-J-FOX-METAL)」「BABYMETALの強い意志を感じるすごいビデオだと思います。2人の姿が映っていなくても、前に突き進む2人の姿が目に浮かぶようでした(新潟県・SANANA-METAL)」「BABYMETALが出ていないのにBABYMETALが感じられるところ(静岡県・4O16O-METAL)」「Distortionの世界観はビックリしました(東京都・SUZ-SG-METAL)」

Photo by Taku Fujii

2018年10月19日に配信限定リリースされたのが「Starlight」。YUIMETAL脱退当初と今では、曲の解釈が少しずつ変わっていった曲だというSU-METAL。「最初は、どうやって前に進んだらいいんだろうって嘆いている曲だと思っていたんですけど、ライブを重ねていく中で、そこにいなくてもつながっているし、見守ってくれているし、包んでくれているし、たくさんの人が自分のことを守ってくれているんだなという解釈に変わっていきました」(『PMC Vo.18』より)

武道館のアリーナ全面に現れたスモークとレーザーの雲海の中で、3人が踊るシーンは鳥肌ものだったが、MVはこちら(実は、最後のシーンにメンバーもいます)。

「Starlight」

<PMC読者のコメントより>

「「Starlight」が発表された当時の背景や、BABYMETALの足跡、ライブで歌われた時の衝撃を思い起こし、ミュージックビデオを観ると泣いてしまう(東京都・NENMATSU-desu)」「(ライブ映像作品『LEGEND - METAL GALAXY』の)「Starlight」の歌い出しは、何度見ても背筋に緊張が走る。SU-METALの声の音圧が体内を駆け巡る。MOAMETALとアベンジャーズが華麗に舞い、自分の悲しみやトラウマが空へと昇華される思いがする(東京都・pikaru)」「(ライブ映像作品『LEGEND - METAL GALAXY』の)「Starlight~Shine~Arkadia」の圧巻のパフォーマンスに新しいBABYMETALの希望をビシビシ感じました(北海道・夢子)」

Photo by Taku Fujii

2019年6月28日配信限定リリースした「PA PA YA!! (feat. F.HERO)」。6月28・29日に開催した「BABYMETAL AWAKENS - THE SUN ALSO RISES」(横浜アリーナ)にて、タイのヒップホップシンガーであるF.HEROをゲストに迎え、同曲を披露した。MVはこの時のライブ映像。アベンジャーズを迎えた3人体制のステージという、ダークサイドを経て新しいスタイルへと進化したBABYMETALが、会場をハイテンションに盛り上げる。「10 BABYMETAL BUDOKAN」でも同じく……「METAL RESISTANCE後期を支えたお祭りソング。今やBABYMETALの楽曲の中でもっともド派手な演出が似合う1曲になった」(阿刀大志『PMC Vol.20』)

「PA PA YA!! (feat. F.HERO)」

<PMC読者のコメントより>

「「PA PA YA!!」が収録されたライブに参戦していましたが、F.HEROさんが登場したときのメイトたちのアガりっぷりは忘れられません!(東京都・SAI)」「ダークサイドから抜け出して新生BABYMETALの産声となった曲。あの客席との一体感! F.HEROさんの生登場もインパクト大!!とにかくアガる!(神奈川県・OREDAYO-METAL)」「「PA PA YA!!」は、音源リリースしたばかりのライブとは思えぬ大盛り上がり。F. HEROさんも登場で迫力満点。炎の演出も見事の一言DEATH!(兵庫県・EYEKONO-METAL)」「初披露翌日のライブ映像にして、タオルを回して盛り上がるオーディエンスの完璧な一体感。米粒程度に私自身も映っているのが確認できたとこも私的ポイント(長崎県・TARU-B)」

*2020年12月1日~7日の期間『PMC Vol.18』で実施した読者アンケートのコメントを抜粋

文=PMC編集部

■10 BABYMETAL LEGENDS LIVE VYNYL SERIES

結成10周年を記念し、これまで発売されたすべてのライブ映像作品音源をアナログ化。METAL RESISTANCE第1章〜第2章の作品を8月25日(水)、第3章〜第7章の作品を9月8日(水)、第8章〜第9章の作品を9月22日(水)と、発売日を3回に分けて一般市販商品全9タイトル+Xの計10タイトルをリリース。また、THE ONE限定商品の計10タイトルは10月10日(日)に数量限定で発売する。詳細はこちらへ。

■10 BABYMETAL BUDOKAN WORLD PREMIERE
【配信日時】
2021年6月26日(土)OPEN:20:00 / START:21:00 (JST)

【チケット販売中】
・視聴チケット(THE ONE会員特典付き)
・視聴チケット
クレジットカード決済:2021年6月27日(日)20:59まで
コンビニ決済:2021年6月27日(日)14:59まで

その他詳細・チケットの購入はこちら

■『ぴあMUSIC COMPLEX(PMC) Vol.18』

https://book.pia.co.jp/book/b553089.html

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