スペースノットブランク“見ることを考えながら作った”新作が開幕
18/9/7(金) 11:24
スペースノットブランク「舞台らしき舞台されど舞台」より。(撮影:月館森)
スペースノットブランク「舞台らしき舞台されど舞台」が、昨日9月6日に東京・カフェムリウイ 屋上劇場にて開幕した。
「舞台らしき舞台されど舞台」は、「舞台(と呼ばれてきたもの)を作るのをやめたい」という発想からスタートした作品。出演者には荒木知佳、ままごとの石倉来輝、古賀友樹、近藤千紘の4人が名を連ねている。
開幕に際して小野彩加は「不安や疑問はいつも拭えませんが、それはまだ作品が動き続けることができる可能性があるということです。カフェムリウイはとても素敵な場所です。どうぞ、ドリンクを片手にお楽しみください」と観客にメッセージを送り、中澤陽は「なにもないところから作り上げる舞台作品として新たに作る本作は、ますますなにを作っているのかわからなくなり、見る方々もなにを見ているのか(そもそも見るということが正しいのか)わからなくなってしまうかもしれません。そんな作品になりつつあります。見ることを考えながら作った本作を、見ることを考えながら見ていただければ幸いです」とコメントした。上演時間は約1時間を予定。公演は9月9日まで。
スペースノットブランク「舞台らしき舞台されど舞台」
2018年9月6日(木)~9日(日)
東京都 カフェムリウイ 屋上劇場
演出:小野彩加、中澤陽
出演:荒木知佳、石倉来輝、古賀友樹、近藤千紘
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