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「縦」の閉鎖空間が舞台、SFスリラー映画『プラットフォーム』1月公開

CINRA.NET

20/12/18(金) 19:00

©BASQUE FILMS, MR MIYAGI FILMS, PLATAFORMA LA PELICULA AIE

映画『プラットフォーム』が1月29日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。

2019年に『トロント国際映画祭』ミッドナイトマッドネス部門観客賞、『シッチェス・カタロニア映画祭』4部門を受賞した同作は、極限状態で生活を制限された者たちが取る行動を通して様々な社会問題を炙り出すSFシチュエーションスリラー。「1か月ごとに階層が入れ変わる」「何でも1つだけ建物内に持ち込める」「食事が摂れるのはプラットフォームが自分の階層にある間だけ」という3つのルールに支配された「縦」の閉鎖空間で目を覚ましたゴレンの脱出劇を描く。原題は『El Hoyo』、英題は『THE PLATFORM』。

出演者は『パンズ・ラビリンス』『ミリオネア・ドッグ』のイバン・マサゲ、『オール・アバウト・マイ・マザー』のアントニア・サン・フアン。『プラットフォーム』が初の長編作品となるガルダー・ガステル=ウルティアがメガホンを取った。

発表とあわせて予告編と日本版アートワークが公開。「ここは48階層、幸運にもいい階層だ」という言葉から始まる予告編には、男がプラットフォームに乗せられた上の部屋の人間の食べ残しを貪る様子、ロープを使って最上階を目指す者やどん底で食い物にされる者の姿、「仕組みを壊そう、台に乗って食べ物を取り分ける」と決意した男がプラットフォームに乗って下に降りていくシーン、人々が争う場面などが映し出されている。

日本版アートワークには、「その“穴”は世界を変える」「生き残る方法は、食べること」というコピーが添えられている。
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