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JKがいる!「ガンダムNT」榎木淳弥のアフレコ現場を梅原裕一郎が暴露

ナタリー

18/11/30(金) 23:07

劇場アニメ「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」初日舞台挨拶の様子。左から吉沢俊一、福井晴敏、村中知、榎木淳弥、松浦愛弓、梅原裕一郎、小形尚弘。

劇場アニメ「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」の初日舞台挨拶が本日11月30日に東京・丸の内ピカデリーで行われ、キャストの榎木淳弥、村中知、松浦愛弓、梅原裕一郎、監督の吉沢俊一、脚本の福井晴敏、プロデューサーの小形尚弘が登壇した。

宇宙世紀サーガ最新作となる「機動戦士ガンダムNT」では、「機動戦士ガンダムUC」のその後が描かれる。榎木はヨナ・バシュタ、村中はミシェル・ルオ、松浦はリタ・ベルナル、梅原はゾルタン・アッカネンに声を当てた。福井は「機動戦士ガンダムUC」を引き合いに出し「あんなにきれいなエンディングを迎えたのに、禁断の扉を開いてしまいました(笑)」と冗談めかして挨拶する。

榎木は、ナラティブガンダムの初登場シーンを印象に残っている場面に挙げ「加速の音とか、ビームを放つところとか、最初のインパクトがありました」と搭乗する主人公ならではの感想をコメント。敵役の梅原は、ゾルタンの最後のセリフについて「あのヨナに語りかけるところはカットされる予定だったけど、現場で録らせていただけることになった。あのセリフがあるかないかで、ゾルタンの印象が変わってくる。カットにならなくてよかった」と述べ、安堵の表情を浮かべた。福井もゾルタンのセリフがお気に入りのようで「全編名セリフ」と称賛し、村中も「ガンダムかい!」とゾルタンのセリフをモノマネ。梅原は「そういう独特な言い回しも『ガンダム』っぽいなと思いましたね」と述懐した。

「機動戦士ガンダム」を鑑賞したという現役高校生の松浦は「自分なりに『ガンダム』をたくさん勉強させていただいて。現場では皆さんが本当に詳しくてまずいぞと思いました」とアフレコを振り返る。「榎木さんは『JKがいる!』ってはしゃいでました」と梅原が現場の様子を暴露すると、村中も「最近のプリクラ機は盛れるという話で盛り上がった」と和やかなエピソードを披露した。

イベント終盤には吉沢に「自身がニュータイプだなと感じた瞬間は?」という質問が。「小形さんもわかってくれると思う」と前置きする吉沢は「富野(由悠季)さんが怒る数分前に『来る!』ってわかる」と、「ガンダム」の生みの親であり師匠に当たる富野の名前を出し会場は大きな笑いと拍手に包まれた。最後に小形が「この作品を作ってみて、『ガンダム』を土台にしてこんなファンタジーな作品が作れるんだと実感しました。今までの『ガンダム』とは違うものができたんじゃないかと思う」と語り、イベントは幕を閉じた。

「機動戦士ガンダムNT」は全国で公開中。

(c)創通・サンライズ

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