佐藤大樹&佐藤寛太の 映画の処方箋、お出しします!
『愛唄 -約束のナクヒト-』
月2回連載
第10回
19/1/26(土)
本連載の通常回として2019年1本目に取り上げる作品は、『キセキ -あの日のソビト-』のチームによる青春映画、『愛唄 -約束のナクヒト-』。GReeeeNの楽曲『愛唄』を、GReeeeN本人たちも脚本制作に携わり、楽曲と同じ想いを込めて映画化した作品。横浜流星、清原果耶、飯島寛騎ら、フレッシュなキャスト陣も話題です!
大樹 まずひとこといいですか? 最初の清原果耶さんのナレーションが素敵すぎる。
寛太 分かります!! 俺、言ってたじゃないですか!!
大樹 何!? 声デカっ!
寛太 清原さんが柔軟剤のCMをやってた頃から、この子は絶対に人気が出る、って! 『3月のライオン』よりずっと前からすごい女優さんだなと思ってました。映画のプロデューサーさんに言いたいんですけど、俺にキャスティングを任せてくれたら失敗はないです(笑)。
大樹 いや、だいぶ前からたくさんの人が目を付けてたって(笑)。GReeeeNはドハマりしていた世代で大好きだから、この映画の話を聞いたときから絶対に観たいと思ってたんだよね。
寛太 ホント、みんな聞いてましたよね。GReeeeNの曲を題材にした『キセキ -あの日のソビト-』はふたりで観に行ったじゃないですか。
大樹 そうそう、一緒に映画館で観た。『キセキ』はあの曲の誕生秘話だったけど、『愛唄』はGReeeeNさんが脚本も書いているオリジナルストーリー。どんな世界観が描かれてるのかなと思って予告を観たとき、高校生の話だと思わなかった?
寛太 思いました。でも主人公のトオルは会社員で、学生時代のシーンが出てくるのには切ない理由があるんですよね。
大樹 余命宣告をされるトオル役の横浜流星さん、優しい感じが出ていてすごくよかったなぁ。
寛太 高校の同級生なんですよ。こういう役を演じてみたいなって、また羨ましくなっちゃいました(笑)。