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永野がロフト時代のネタ30本やり尽くす、「クマさん応援大会」も異様な熱気に

ナタリー

20/3/23(月) 17:26

「クマさん応援大会」を展開する永野。

永野が3月20日、「ロフトプラスワン時代のネタをロフトナイン渋谷でやるライブ」を東京・LOFT9 Shibuyaで開催した。

かつて新宿ロフトプラスワンで精力的にライブを行い、ファンを熱狂させていた永野。自ら音響、照明を担当する店長の石崎氏と二人三脚で、自身いわく「誰の得にもならない世界観」を追求してきた。「ラッセン」でのブレイク後、そんな時代などなかったかのように振る舞っていたが一念発起。石崎氏が現在勤務するLOFT9 Shibuyaで当時に劣らないステージを展開しようと、エキセントリックかつバイオレンスなパフォーマンスを体力の限りやり尽くした。

歓声に迎えられながらステージに登場した永野は、今朝は録画してもらったBUCK-TICKのライブ映像につい熱中してしまい、ライブの準備に費やす時間がなくなってしまったと明かしたり、ホットな熱愛報道に噛みついてみせたりと、荒々しいトークで助走をつける。途中、マイクのセッティングに来た石崎氏を永野がハードな冗談で送り出すさまにも大きな笑いが起こり、永野が鈍っていないことを確認した来場者たちは安心してそのおしゃべりに耳を傾けた。

まずは「喉に餅が詰まった新沼謙治」から、「指名したキャバ嬢が休みで焦る人」「自分の畑に隣のアパートの2階から射精された人」「宇宙基地からB'zに指令を送る人」「『よこはまたそがれトランスバージョン』を出した五木ひろしがキャンペーン先で石を投げられるところ」といった15本を怒涛のように披露。タイトルだけでも破壊力抜群なネタもあれば、「待ち合わせしてて相手に気づいた人」というごくシンプルなシチュエーションを表現力で笑いに変えるネタもあり、バリエーション豊富なラインナップだ。

休憩を挟み、エンタテインメント性の高い「おみそ汁の達人」や「オノヨーコの天気予報」、「松山千春の名曲『長い夜』と同化する」という実験的なネタで来場者を夢見心地にさせ、2度目の休憩後の「大相撲観戦をエンジョイする女」で度肝を抜く。最後に繰り広げられた「クマさん応援大会」では「クマさん!」という声援に加えて、前半のネタに登場したワードが客席から発せられ、会場は異様な熱気に。合計30本のネタを披露した永野は大きな拍手に送られ、ステージをあとにした。

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