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あの頃のぼくら 第1回 サイプレス上野、坊主の応援団だった時代

ナタリー

18/11/30(金) 12:33

この企画は、音楽シーンで活躍しているアーティストたちに子供時代の思い出や経験をもとに、若者たちへのメッセージなどをアンケート形式で答えてもらうというもの。初回は11月28日にメジャー1stフルアルバム「ドリーム銀座」をリリースしたサイプレス上野とロベルト吉野より、サイプレス上野の回答を子供時代の写真と共にお届けする。

この写真ついて詳しく教えてください。

15歳の頃、東海道線の中で幼なじみかつ同じラップグループをやっていたTERAと。調子乗って冬休みに髪の毛の色抜いてたと思われます(泣)。

当時はどんな子供でしたか?

ヒップホップにどっぷり浸かりつつ、応援指導部(応援団)もガッツリやってました。ちょうどB-BOYのファッション的に坊主が全盛だったのでバリカンに夢中でした。学校が終わってはレコード屋に行ったり、スケボーしながらヒップホップを聴いてました。TERAは野球部で、俺は応援指導部だったから一緒にダッシュとかの基礎体力作りも平行してやってました。一番の思い出は「ドリーム銀座」(※編注:横浜ドリームランド内にあった商店街。ドリームランドは2002年に閉園)の中でやったアーケード野球。我ながら発明だった。

あだ名はありましたか?

ウエチョ、上千代、闇スナイパー 

当時の夢は何でしたか?

ラッパー、服屋のオーナー

当時の自分に言葉をかけるとしたら?

「ベッド下の大事なエロ本(洋物)が母ちゃんに捨てられるから場所移しとけ!」  

夢を追いかける若者、進路に悩む子供たちにひと言。

無駄話を続けてれば何かの可能性が見えてくるZE! BELIEVE YOUR SELF! 

これまでの人生を振り返って。

俺自身も夢はラッパーでデビューすることだったけど、全然本気でやってなかったからドンドン周りの人たちに先を越されて悔しい思いをしてました。今思うと自分がサボってただけでテメエのせいなんだけど。そんな俺でも何かを続けてれば舵を取るべき場面に遭遇するし、そこでも間違えたりしながら今でも勉強の毎日です。15歳くらいなら何でもできるだろうし、今でもできると思ってるんで少しくらい人から見たら無駄だと思われることに時間を使おうZE!! なんせ38歳、結成18年でメジャーデビューしたりするんだから人生は面白い(笑)。

最後に何かひと言あれば。

ぶっかます!!!

※記事初出時、タイトルおよび本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

編集・構成 / 中村佳子(音楽ナタリー編集部)

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