夫への愛憎に揺れる女性描く「天才作家の妻」予告、グレン・クローズが実娘と共演
18/10/30(火) 12:00
「天才作家の妻 -40年目の真実-」
「天才作家の妻 -40年目の真実-」の予告編が、YouTubeにて公開された。
本作は、世界的な作家と彼の創作を支えてきた妻が、夫のノーベル文学賞受賞をきっかけに愛と憎しみの間で揺れるさまを描くサスペンス。夫ジョゼフをジョナサン・プライス、妻ジョーンをグレン・クローズが演じた。監督を務めたのはスウェーデン出身のビョルン・ルンゲ。
予告編には、ノーベル文学賞を受賞したジョゼフの「まるで夢みたいだ」という一言にジョーンが「現実よ」と返すシーンが。だがクリスチャン・スレイター演じる記者に「書いているのはあなたでは?」「あなたは“影”のままでいいんですか?」と問われたジョーンは複雑な表情を浮かべる。ジョゼフの「妻に小説は書けんよ」というセリフや、ジョーンが「こんな屈辱耐えられない!」と訴えるさまも収められた。
なお本作で若かりし頃のジョーンを演じたのは、クローズの実の娘であるアニー・スターク。クローズはスタークの演技について「とても誇らしく思ったわ」と語ったうえで「娘の撮影のときは、あえて私は立ち会わなかった。母として、そういう選択をしたのよ」とコメントしている。
「天才作家の妻 -40年目の真実-」は2019年1月26日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
グレン・クローズ コメント
娘の演技に対しては、とても誇らしく思ったわ。撮影の1週間前にみんなで読み合わせをしたのだけど、(順撮りしているので)ジョーンというキャラクターの基礎は娘が作らなければいけなかった。そのときに監督や脚本家と一緒に、キャラクターのバックストーリーを含めいろんな話をしたわ。そして娘の撮影のときは、あえて私は立ち会わなかった。母として、そういう選択をしたのよ。
(c)META FILM LONDON LIMITED 2017
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