特集上映「上村奈帆映画祭」が11月27日から12月3日にかけて、愛知・シネマスコーレで開催される。

上村奈帆が手がけた作品を上映する本特集。ラインナップには上村が和田光沙とタッグを組んだ初長編監督作品「蒼のざらざら」、MOOSIC LAB 2018の長編部門で観客賞と最優秀女優賞を受賞した中村守里の主演作「書くが、まま」、根矢涼香が主演を務めた「根矢涼香、映画監督になる。」のほか、短編映画「決別」、監督最新作「僕の一番好きだった人」が並んだ。また上村が脚本を担当した「ばぁちゃんロード」もスクリーンにかけられる。

上村は「私にとって、自分の輪郭を探る行為のひとつに作品制作があります。この世界に、『物語』という世界があってよかった」と述べ、「初めての特集上映です。この一週間がどんな一週間になるか私にはまだ想像もつきませんが、『上村奈帆映画祭』の旗揚げにぜひ足をお運びいただけましたら幸いです。作品に関わってくださった全てのみなさまと、名古屋シネマスコーレさん、そしてこれまで私の作品に出会ってくださった方すべてに心からの感謝とともに、ご来場楽しみにお待ちしております」と思いをつづった。

上村奈帆映画祭

2021年11月27日（土）～12月3日（金）愛知県 シネマスコーレ
チケット料金：一般 1500円 / 学生 1300円 / シニア 1100円 / 会員 1100円
＜上映スケジュール＞
連日20:20～上映
11月27日（土）「根矢涼香、映画監督になる。」
11月28日（日）「書くが、まま」
11月29日（月）「僕の一番好きだった人」「決別」
11月30日（火）「書くが、まま」
12月1日（水）「ばぁちゃんロード」
12月2日（木）「僕の一番好きだった人」「決別」
12月3日（金）「蒼のざらざら」
※連日ゲスト登壇予定