空気階段の第4回単独ライブ「anna」が東京・草月ホールで2月12日より昨日2月14日まで5公演開催された。この記事では14日17時にスタートした最終公演の様子を伝える。

当初2020年3月に開催される予定だった「anna」は新型コロナウイルスの影響で延期となり、同年8月の振替公演も中止となっていた。このたび約1年越しの開催が実現した公演では、「空気階段の踊り場」（TBSラジオ）パーソナリティでもある彼らのラジオ愛に満ちた長編コントを含めて、すべて新作の8ネタが2時間を超えるボリュームで披露された。

エンディングでかたまりは「単独ライブは超楽しい。毎年やっていきます」、もぐらも「また来年やります。今、マジでパチンコに行きたいけど（笑）、家族のほうが大切だから、家族のためにがんばります」と充実した表情で語る。また約1年越しの「anna」開催について、かたまりは「すごく長い感じがします。最後のコントは去年3月の時点である程度は考えていました。本当に、ようやくようやく、みたいな感覚」と感慨深げ。さらにかたまりが「木曜日、死ぬかと思いました」と公演の準備について話し始めると、2人は「90分の公演時間になる予定が、リハーサルをやったら3時間だった」（もぐら）、「朝まで100カ所くらい修正した」（かたまり）と裏話を明かした。

「anna」はライブ配信もされており、配信チケット購入枚数がエンディング時点で5416枚だということも発表された。配信チケットは来週2月21日（日）21時まで販売され、同日いっぱいまでアーカイブ配信される。またこの公演の様子を収めた空気階段の初DVD「空気階段 単独ライブ『anna』」が5月19日に発売されるのは既報の通り。DVD特典映像は「空気階段の踊り場」の記録映像集となる予定で、これについてかたまりは「ラジオ収録のときにカメラが置かれていて、僕が泣いたりするもんだから、『なんかなるんじゃないか』と映像を撮っておいた。それを抜粋したもの」と説明した。