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香取慎吾がSNSとの生活語る「アノニマス」会見レポ、関水渚らメインキャスト集結

ナタリー

21/1/25(月) 8:00

「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」会見時の様子。左から清水尋也、MEGUMI、香取慎吾、関水渚、勝村政信。

テレビ東京系ドラマ「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」のオンライン記者会見が1月24日に行われ、キャストの香取慎吾、関水渚、MEGUMI、清水尋也、勝村政信が出席した。

本作はインターネットの誹謗中傷や炎上を題材にしたクライムサスペンス。クセの強い“指殺人対策室”のメンバーが、キーボードによる殺人=指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導いていくさまが描かれる。香取がワケあり捜査官の万丞渉を演じるほか、万丞の相棒・碓氷咲良に関水、リサーチを得意とする菅沼凛々子にMEGUMI、ホワイトハッカーの四宮純一に清水、室長の越谷真二郎に勝村が扮した。

会見は撮影の合間にセットからの中継で実施。セットは都心から車で1時間ほどの倉庫を借り切り、およそ2カ月半かけて設営されたそう。香取は「『現場の雰囲気はとってもいいです』と言うと、キャストがニヤっと笑うくらい、いいです」と挨拶。すでに撮影開始から1カ月半ほど経っているそうで、「もう4話、5話くらいまで進んでるんですが、いろいろと何かに追われてカツカツでがんばっています。ぜひ多くの人に観てもらいたいと思います」とアピールする。

MEGUMI曰く、指殺人対策室のメンバーを演じる5人は撮影期間中、朝から晩までずっと一緒に過ごす機会が多いとのこと。関水が「先輩方がとても優しくて、初日からフレンドリーに話しかけてくださる。輪の中に入れてくださるので、毎日とても楽しく撮影してます」と現場の様子を明かすと、勝村はセットの寒さを説明しつつ「冷蔵庫の中に全員がいるような……。そばにいないと暖がとれない、生命を脅かされるような寒さの中で撮影が行われているのも仲のよい原因かと思います。現場からは以上です」と冗談交じりに語った。

SNSの使用状況を問われた香取は「僕はめちゃくちゃ使っています。まだ始めて数年ですが、Twitter、Instagram、ブログ、YouTubeなどを使いこなしています」とコメント。さらに「Instagramにストーリーができたり、Twitterにフリートができたり、新機能がどんどん増えていく。そういうのも全部自分でいじっています。日々SNSの仮想現実で生きてる時間のほうが長くなってきて、もはや現実との境目がわからなくなっています(笑)」と実感を明かす。また普段からInstagramを活用している現在21歳の清水は「SNSと一緒に育ってきた世代の人間として、毎日真摯に向き合って撮影に臨んでいます」と語った。

最後に香取は「今のSNSにあまりついていけてない人も、僕のようにたくさん使って生活している人も『こんな世界になってるんだ』というのを少しでも感じてもらえる作品。そして、その先も描かれているんじゃないかと思います」と説明。「今は指殺人対策室のような部署は存在しないみたいですが、もしかしたら近いうちに……。ここ日本でも、世界でも、もはやできなければいけないくらいの問題になってると思う。でもSNSの闇だけじゃなくて、ちょっとでも光の部分が、ドラマから『こんな光もあるんじゃないか?』が見えたらいいと思ってます」と語り、会見を締めくくった。

ドラマ「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」は本日1月25日にスタート。毎週月曜の22時よりオンエアされる。

アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~

テレビ東京系 2021年1月25日(月)スタート 毎週月曜 22:00~

(c)「アノニマス」製作委員会

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