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日向坂46、TAKAHIROが手がけた「アザトカワイイ」振付ポイントは? 『Mステ』出演を前に解説

リアルサウンド

20/10/1(木) 6:00

 日向坂46が、10月2日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)3時間スペシャルで、1stアルバム『ひなたざか』のリード曲「アザトカワイイ」を披露する。同曲はパフォーマンスにも注目が集まっており、9月8日に公開されたリハーサルダンス動画「『ひなリハ』〜アザトカワイイ〜」はすでに245万再生を超えるほど。そこで放送を前に、「アザトカワイイ」の振付ポイントを独自の視点で紹介していきたい。

日向坂46 「ひなリハ」~アザトカワイイ~

 「アザトカワイイ」は、けやき坂46時代にセンターを務めた佐々木美玲が日向坂46として初センターになった楽曲であり、活動再開した一期生・影山優佳、新三期生・髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世が加わった新体制後初となる楽曲でもある。そんな同曲の振付はTAKAHIRO(上野隆博)が担当。内面から絞り出された感情を表現することが得意なTAKAHIROは、「アザトカワイイ」でも恋の高鳴りを見事に表現している。

 そんなTAKAHIROならではの演出といえば、メンバーそれぞれに見せ場を与えつつ、主役をしっかりたてるところだろう。冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)の人気企画「ぶりっ子選手権」を彷彿とさせるような“アザトカワイイ”ポーズの他、佐々木美玲の“みーぱんポーズ”や、丹生明里が頰に指を立てる“にぱーポーズ”。『日向坂で会いましょう』で共演しているオードリー春日俊彰を連想させるポーズなど、メンバー特有の振付も取り入れられている。しかし、TAKAHIROの演出はそれだけに止まらない。

 例えば、ペアダンスの組み合わせ。日向坂のエース・小坂菜緒と次世代エースとして注目される金村美玖の“なおみく”ペア、フロントのシンメトリーである加藤史帆と齊藤京子、「ドレミソラシド」で初めてフロントに立った河田陽菜と丹生明里など、グループの歴史を感じさせる組み合わせになっており感慨深い。

 影山と新三期生のお披露目的演出も取り入れられている。サッカー好きの影山にはオーバーラップのような動きを、新三期生には後方から馬跳びで前に行くという見せ場もあり、さらには一瞬ではあるものの森本がセンターとなる場面も。これらの演出が『Mステ』でも見れることを期待したい。

 “メンバーそれぞれに見せ場を与えつつ、主役をしっかりたてる”演出は、「アザトカワイイ」においてその配置にも表れている。同曲では、これまでの楽曲とは異なり、センターを2列目の中心に配置。佐々木美玲が前に迫り上がることもあれば、他のメンバーが美玲を囲むような振付もあり、センターのヒロイン感が強い。また、この配置にすることで、普段センターに立たないメンバーがフロントセンターとして踊ることもできる。森本だけでなく、佐々木久美や東村芽依などにも、フロントとして見せ場があるのが嬉しい。これらは、TAKAHIROが彼女たちの力を信じているからこそできる振付だろう。

 細かいところまでこだわり抜かれた「アザトカワイイ」。『Mステ』のカメラワークは誰をどう撮らえていくのか。いずれにしろ視聴者は、日向坂46の“アザトカワイさ”に釣られてしまうはずだ。

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