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Snow Man、全員参加型スタンスが人気の秘訣に? “すのちゅーぶ”好評の3つのポイント

リアルサウンド

21/1/16(土) 6:00

  デビュー1周年を迎えるSnow Manの公式アーティストチャンネルの登録者数が1月2日に100万人を突破した。記念として贈られた“金の佐久間”ならぬ“金の盾”を手にした9人が配信を通じてファンに喜びを伝えた。

 開設からわずか1年で100万人を獲得したSnow Man。彼らの配信がなぜ多くの人たちに支持されているのかこれまでの配信を紐解きながら考察してみたい。

タイムラグなくSnow Manとファンが気持ちを共有

 Snow Manの配信番組『それSnow Manにやらせて下さい』(Paravi)の人気について執筆したコラム(Snow Man、冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』が反響生む理由 番組の見どころから解説)でも述べたが、彼らのバラエティ力の強さの秘密は何と言っても全員参加型の構図。それはYouTubeでも同様なのだが配信番組との決定的な違いはタイムラグなくファンの求めているものを届けられていること。今回の100万人突破の際もすぐに動画を配信し、支えてくれたファンへ感謝の気持ちを伝え、喜びを共有した。また贈られた“金の盾”を開封する場面ではファンの間ではおなじみの“金の佐久間”のコメントも盛り込むと、Twitterのトレンドに「金の佐久間」が浮上。これには「“金の佐久間”がついにグッズで発売されるのかと思った」とコメントするファンもおり、大きな盛り上がりを見せた。 配信ではじゃんけんで見事勝ち残った佐久間大介がメンバーの見守る中、贈られた盾を開封。後に全員が順番に手に取ってカメラにポーズし、感激をかみしめた。配信の中で100万人突破と3rdシングル『Grandeur』の発売を記念し、1月20日に生配信が決定したことも報告され、SNSにはファンの歓喜の声が溢れた。

Snow Man「100万人突破記念!ありがとう&重要なお知らせ」

ポジティブな笑いと全員参加型のスタンスが魅力

 Snow Manのバラエティスキルやトーク力はジャニーズJr.時代から配信していたYouTubeで培われた部分が大きい。人気のお化け屋敷企画やバスツアー、メンバーの答えが正解となるクイズ、リモートによる人狼ゲームなど、多種多様なバラエティ番組の基礎ともいえる企画に挑戦することにより対応力が養われた。また回を重ねるごとに個々のキャラクターも確立し、メンバー同士の絡み方にも面白さが増したように思う。全員のノリが良く、誰かのボケには全員参加で的確なツッコミやリアクションをする確立されたSnow Manスタイルだ。

Snow Man「YouTubeチャンネル1周年記念企画!」2020年メンバー別名場面集!

 ここで注目したいのが常にポジティブな言葉を選んでいるという点である。見ている人が安心して楽しめる笑いの場面は簡単なようで実は非常に難しい。テンポの良い笑いの中にも、メンバー同士の信頼関係や絆を強く感じることができる。

踊ってみたい勢にも好評な“Dance Practice”動画

 さらにファン以外からも注目されているのが彼らの秀でたダンスパフォーマンスを堪能できる趣向を凝らしたダンス動画だ。YouTubeバージョンや倍速で“踊ってみた”的な動画、ダンス解説に加え“Dance Practice”とよばれる定点カメラでの動画も公開されている。通常テレビやMVなどの映像はアーティストに寄ったシーンや、ポージングにフォーカスしたカメラワークもあるため、全体のフォーメーションなどが掴みづらい。それに対して定点カメラによる“Dance Practice”動画の場合は全体の構成が分かりやすいので、実際に動画を見てダンスをコピーしたい人には嬉しい映像だ。加えてMVでは映っていないシーンでも個人の動きやダンスを詳細に把握することができるため、メンバーごとの動きを追うという見方をすることもできる。

[Dance Practice] Snow Man「Grandeur」

 MVやダンス動画、に加え、さまざまな企画を発信してファンを楽しませてくれるSnow Manの“すのちゅーぶ”。嬉しいニュースもファンと一緒に共有し、感謝を伝えてくれることで、9人をより身近に感じることができているのではないだろうか。1月20日の生配信でもSnow Manとファンが楽しい時間を分かち合い、3rdシングル『Grandeur』のリリースもより盛り上がっていくことだろう。 

■北村由起
ライター・エディター。出版社勤務、情報誌編集長を経てフリーに。情報誌、webマガジン、ムック等を中心に執筆。ジャニーズウオッチャー。

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