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「G.I.ジョー」新作が日本で撮影決定、イコ・ウワイスは谷垣健治とのタッグに期待

ナタリー

20/1/10(金) 13:25

左から谷垣健治、小路アンドリュー、安部春香、ヘンリー・ゴールディング、ロベルト・シュヴェンケ、イコ・ウワイス、平岳大。

「G.I.ジョー」最新作「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」の撮影が日本で行われることが決定。本日1月10日に東京・日枝神社で製作発表会が行われ、キャストのヘンリー・ゴールディング、平岳大、安部春香、小路アンドリュー、イコ・ウワイス、監督のロベルト・シュヴェンケ、スタントコーディネーターの谷垣健治が登壇した。

アメリカ政府が組織した国際機密部隊“G.I.ジョー“と、世界征服をもくろむ武装集団“コブラ“が壮絶な戦いを繰り広げる「G.I.ジョー」シリーズ。最新作ではG.I.ジョーのメンバーであるスネークアイズを主人公に、これまで謎に包まれてきた彼の誕生の秘密が明かされる。スネークアイズ役のゴールディングは「とても人気のあるキャラクターを演じることができて光栄です。今まで漆黒のマスクに隠されていた彼の起源がどのように描かれるのかワクワクしていますし、素晴らしい体験になると思っています」と期待を込めた。

2014年に紀行番組で来日したというゴールディング。「9つの都道府県を巡り、そこでとても美しい国を見ることができました。今回もできる限りおいしいものを食べたり、寺院を訪れたいと思っています」とほほえむ。海外を中心に活動している安部は「いつか日本でお仕事がしたいと夢見ていたので、このような一流の皆さんと撮影ができてうれしいです」と喜び、平は「45歳を過ぎてアクション映画に出ることになるとは(笑)。セットや衣装などのスケールの大きさがすごかったです。準備にもものすごく皆さんのエネルギーがこもっているなと感じました」と語った。

ストームシャドーを演じる日系俳優・小路は「日本での撮影で自分のルーツと文化を学ぶことができてうれしいです」とコメント。シラットの達人として知られるウワイスが「日本のスタイルと私の武術が谷垣さんのチームで合わさることで、素晴らしいアクションが生まれるのではないかと思います」と話すと、谷垣も「それぞれのキャラクターに面白い武器があって、彼らの設定にもとづいたアクションになっています。いろんな要素が入っているので観ているだけで楽しいと思いますよ」と自信をのぞかせる。

また谷垣は「ロベルト監督が日本映画にめっちゃ詳しいんですよ。僕も新たに日本映画を観直しました」と、シュヴェンケに薦められて「座頭市」シリーズの三隅研次監督作や「十三人の刺客」などを鑑賞したことを述懐。シュヴェンケは「例えばチャンバラや任侠ものなど、これまで海外のメインストリームに出てこなかった日本映画の要素を正しく入れようとしています。今までに観たことがないようなユニークな雰囲気になると思いますよ」と作品をアピールし、これから姫路や大阪、茨城などで撮影が始まることを明かした。

「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」は2020年に全国で公開。

(c)2020 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro, G.I. Joe and all related characters are trademarks of Hasbro. (c)2020 Hasbro. All Rights Reserved.

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