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「弥生、三月」波瑠と成田凌、新型コロナ収束願う「心配なく劇場へ行ってもらいたい」

ナタリー

20/3/3(火) 13:36

左から成田凌、波瑠。

「弥生、三月-君を愛した30年-」の大ヒット祈願イベントが、本日3月3日に東京・東京大神宮で開催され、キャストの波瑠と成田凌が参加した。

遊川和彦が、自身のオリジナル脚本でメガホンを取った本作。劇中では、ある男女の30年間の物語が、3月だけの出来事で紡がれていく。この日は女性限定試写会が実施される予定だったが、新型コロナウイルスの感染予防対策のため、マスコミだけを招いた大ヒット祈願イベントに変更となった。

主人公・弥生役の波瑠は「こういう状況なので、なかなか大きい声で『映画館に行って』と言えないのが残念ですが、いろいろな形で宣伝できれば」と挨拶。もう1人の主人公・太郎役の成田は「めずらしく母親から『予告の時点ですごく(映画を)観たくなった』と連絡をもらったんです」と喜びを明かし、中止となったイベントについては「別の機会で、観てくれる方に直接感謝を伝えられる場所があればいいな」と言及した。

2019年3月からゴールデンウイークにかけて撮影が行われた本作。波瑠は「撮影では東北に行っていたので、全然春らしくはなく……雪が降る中で撮影したり、なかなか過酷な場面が多かったですね」と回想する。また成田は「今日くらい暖かかったらどれだけ幸せだったか(笑)。でも、素敵な場所にいろいろと行かせていただいたので、思い出すことも多いです」と述べた。

3月の思い出を聞かれた波瑠は「十何年か前、事務所に入るきっかけになったオーディションが3月にありました。あと、朝ドラのオーディションも3月にあって。新学期は普通4月から始まると思いますが、私の場合は3月から環境が変わることが多かったです」と振り返る。一方成田は、高校の卒業式の思い出を「卒業式のあと、友達と3人だけでもう1回卒業式をやったんです。本番はしんみりしてたので、もう1周全部ふざけてやり直しました(笑)。体育館を走り回って、校長先生役も含めて全役をやりました」と笑顔で紹介した。

この日、2人は東京大神宮で祈祷を受けた。どんな願い事をしたかという質問に、波瑠は「コロナウイルスの影響で学校がお休みになったり、テーマパークが閉まってしまったり、残念なことが多いので、早く収束してほしい。そして皆さんになんの心配もなく『弥生、三月』を映画館に観に行ってもらえるようになってほしいとお願いしました」と回答。「僕も同じようなことなんですが」と切り出した成田も、「単純に、たくさんの方に観ていただきたい」と続けた。

最後に、縁結びの神社といわれる東京大神宮にちなみ、2人が理想のデートを語ることに。映画鑑賞が趣味だという波瑠は「『弥生、三月』を観に行くようなデートがいいな」と照れ笑い。「このお仕事をしてたら、なかなかデートできないですけどね」と残念そうに話す成田は、「お互いのわがままを順番に聞く“わがままデート”がしてみたいですね。運動が好きな相手だったら、一緒にジャージを買いに行くところからスタートしたり……。僕は写真を撮るのが好きなので、カメラを使ったり」と答えた。

「弥生、三月-君を愛した30年-」は3月20日に全国で公開。

※記事初出時より、写真を3点追加しました。

(c)2020「弥生、三月」製作委員会

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