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崎山蒼志がバンドメンバー従えアコギをかき鳴らした一夜、新曲から中学時代の楽曲まで披露

ナタリー

崎山蒼志(Photo by KEIKO TANABE)

崎山蒼志のワンマンライブ「『嘘じゃない』Release One-Man Live」が本日9月22日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて開催された。

このライブは、日本テレビ系で放送中のアニメ「僕のヒーローアカデミア」第5期2クール目のエンディングテーマとして使用されている楽曲「嘘じゃない」がリリースされたことを記念して行われた。スポットライトのかすかな明かりのみが照らす薄暗いステージに1人ぽつねんと立つ崎山は、リーガルリリーとのコラボが話題を呼んだ新曲「過剰/異常」でライブをスタート。そのまま1人で「塔と海」「ろうそく」をアコースティックギターで弾き語る。続く「24」や、諭吉佳作/menとのコラボ曲「むげん・」で崎山はギターを手放し、打ち込みの音に乗せてハンドマイク1本でパフォーマンスを披露した。

その後、バンドメンバーのGOTO(Dr)、マーティ・ホロベック(B)、大坂孝之介(Key)がおもむろに舞台に登場。崎山は楽器隊が鳴らす激しい音と、鮮やかなブルーの照明を浴びながら「潜水」を歌い上げ、疾走感あふれるロックチューン「逆行」へとシームレスにつなげる。メジャー1stアルバムの表題曲「find fuse in youth」や代表曲「Samidare」では、崎山特有の激しいアコギのカッティングが炸裂。激しさを増すバンドの演奏に、崎山の性急なカッティングと繊細な歌声が重なると、そのスリリングな演奏に観客は息を飲むように聴き入った。

その後崎山は、7月にリリースした楽曲「嘘じゃない」を披露。ゆったりとしたバンドアンサンブルに乗せて歌声をじっくりと聴かせ、ラストの大サビでは会場中を照らすほどの大きな光に包まれた。さらに彼は映画「かそけきサンカヨウ」の主題歌「幽けき」を、大坂の流麗なピアノの音に乗せて歌唱。続けて「季節外れ」がしっとり歌い上げられ、本編のラストには中学時代に作られた楽曲「Youth-picnic」が、アコギの乾いた打音に乗せて披露された。アンコールでは崎山が今日のライブを振り返り「バンドメンバーの皆さんがちょっとエグい……。めちゃくちゃすごかったですね。本番は全然違うんだなって改めて思います。リハーサルと全然違ったっすね」と語る場面も。最後に彼はアコギを素早くかき鳴らしながら「ソフト」を歌唱。すべてのパフォーマンスを終えた崎山は、水を飲みながら飄々とステージをあとにした。

「『嘘じゃない』Release One-Man Live」2021年9月22日 EX THEATER ROPPONGI セットリスト

01. 過剰/異常
02. 塔と海
03. ろうそく
04. 24
05. むげん・
06. 潜水
07. 逆行
08. find fuse in youth
09. Undulation
10. Samidare
11. 嘘じゃない
12. 花火
13. 幽けき
14. 季節外れ
15. Youth-picnic
<アンコール>
16. ソフト

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