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破天荒なロックスターの意外な一面が垣間見える 『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』本編映像公開

ぴあ

20/8/21(金) 15:00

『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』 (c) 2019 WARNER MUSIC UK LIMITED

英国ロックバンドの伝説「オアシス」のメンバー、リアム・ギャラガーの、オアシス時代からソロミュージシャンとして復活するまでの姿にフォーカスしたドキュメンタリー映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』が9月25日(金)より公開される。この度、本作の本編映像が公開された。

オアシスの成功でスターダムにのしあがる反面、破天荒でスキャンダラスな行動をとったことでメディアから度々バッシングを受けていたリアム・ギャラガー。さらにバンドメンバーである兄ノエル・ギャラガーとの確執が表面化し、バンドは解散状態に。本作はイギリスのロックシーンを牽引するロックンロール・スターであるリアム・ギャラガーの成功、挫折、苦悩からの復活をありのままに映し、彼の素顔に迫る。

この度公開された本編映像は、オアシス解散後に離婚訴訟問題が勃発し、結成したバンド「ビーディ・アイ」も軌道に乗らず自然消滅、リアム・ギャラガーが失意のどん底にあった時期を切り取ったもの。

ある日リアムは、酒場でギネスビールを飲み続けていた。リアムの兄ポール・ギャラガーが明かすようにベロベロの状態だったリアムは、酔った勢いでパブの老人が渡してきたギターを手に自ら作った未発表曲「ボールド」を演奏。後にこの様子を撮影した映像がネットにアップされ話題に。リアムの復活を予感させる、伝説の映像となった。

「飲んだギネスは、ほぼ30杯」と語るリアムは、当時一般客が混じる酒場で1stソロアルバム『アズ・ユー・ワー』に収録されることになる楽曲『ボールド』を歌った経緯について、「誰かがギターを出してきたら、俺が弾いてた」と、ごく自然に歌唱していた状況を振り返る。

元オアシスのメンバーのボーンヘッドは「ボールド」について、リアムが楽曲発表前、携帯に録音して送ってきた過去を振り返る。「『聴けよな。頭がブッ飛ぶぜ』っていう態度じゃない。『どう思う?いいかな?』と、もっと謙虚な態度だった」。破天荒でビッグマウスな言動で知られるリアムからは想像がつかない素顔のひとつだ。『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』はそんなリアムの知られざる姿が映し出されている。

『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』
9月25日(金)公開

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