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峯田和伸(銀杏BOYZ)のどうたらこうたら

【モテる女性の法則③】「人前スマホ」と、女友達や家族の話は要注意

毎週連載

第137回

3週にわたって勝手なことを言ってきた【モテる女性の法則】シリーズですが、今回はモテる女性の所作・言動についてご紹介します。

女の人が「モテたい」と思う場合、日常的に注意してほしいのがスマホの見方です。男も女も、普通に人前でスマホを見ることがあると思うけど、あれね、どうしても僕は「品がない」って思えて仕方がないの。

僕自身、人前でスマホを出すことはほとんどないんです。僕にとっては「スマホ=エロ本」なので、そんなものを人前で平気で出す勇気がないってことでもあるけど、まぁ女の人が人前でスマホを使うことは百歩譲って良しとしましょう。

でもさ、スマホを使ってるときの「顔」って、すごい本性が出るから注意したほうが良いですよ。

たとえば電車に乗っているとするじゃん。他の乗客はみんなスマホを見てるけど、その顔を見てるとまぁヒドいもんだよ。普段家で過ごしてる時間と同じような、しまりのない顔で見てる女の人が多くてさ。電車の中で化粧をする人とか、電車の中で弁当食ってる人とかと変わらないくらいひどい。たぶんスマホの中の情報に没頭しているからウカツな顔をしてるんだと思うけど、一応公の場にいる以上、油断せず綺麗な顔でスマホを見るように心がけたほうが良いと思う。

このように、だらしない顔になりがちな「スマホ顔」だけど、例えば、僕と向き合って何かを話をしているのに、平気でスマホをいじり出す女の人とかいるでしょう。あるいはさっきまで楽しく話をしていたのにさ、ちょっとトイレに行って戻ってきたら、もうスマホを見てるとか。あれもイヤなんだ。せっかく同じ時間を共有できたと思っているのに、それを遮るようにスマホをいじり出す。「いやいや。峯田さんはそう思ってるかもしれないけど、私には私の時間もありますから」みたいに思えて、なんか気持ちが萎えるんだよね。

僕が神経質なだけかもしれないけど、これは正直に思うことだよ。たぶん、こんな風に思う男は僕だけじゃないはずなので女の人が人前でスマホを使うときは本当に注意したほうが良いよ。むしろ逆に「人前でスマホを出さない」なんて女の人がいたらすごい上品に感じちゃうな。もしそんな風に考える女の人がいたら、モテるかもしれないですよ。

話は変わるけど、女の人の中にはまだ仲良くなって日が浅いうちから不必要に女友達の話をしたり、家族の話をする人がいるけど、あれも注意したほうが良いね。

男としては「この子となんとかしてお近づきになりたい」と思っているわけさ。そうやって男ががんばってる場面で、女友達や家族の話をするとどうなるかと言うとさ「私は私の世界がある」って相手に感じさせ遠ざけちゃうことにもなるわけ。まぁ単純にこっちが全然知らないリエちゃんとかユキちゃんの話とか、どうだっていいわっていう理由もあるけどね(笑)。

またさ、仮に誰かと付き合うことになった場合でも、女友達や家族の話ばかりするっていうのもヤメたほうが良いよね。「なんかこの子、いっつもリエちゃんと遊んでばっかいるみたいだけど、リエちゃんって実はカモフラで他に男がいるんじゃないか」って疑心暗鬼になるから。

どうしてそう思うかと言うと、そんな経験ないけどさ、もし僕自身が実際の彼女に内緒で、別の女の人と会う場合、そんな風に言うと思うから。本当は女の子と会ってたのに「昨日、江口くん(マネージャー)と打ち合わせしてた」って絶対言うはずだからね。

だから、付き合っている彼氏に対してもリエちゃんとかユキちゃんの話ばかりじゃなくて、ちょいちょい男友達の話を入れたほうが良いんだよね。大丈夫。そんなことでいちいち嫉妬する彼氏なんだったら、そもそも長続きしないだろうし、男友達の話を聞いて、安心してくれるくらいの度量のある男のほうが絶対良いからね。

というわけで、今回の話をまとめるとさ、スマホと友達の話題、モテたい女の人は改善したほうが良いと思います。簡単にできることなので、今日からでもぜひやってみてください。急に困っちゃうほどモテ始めるかもしれませんよ。

8月3日まで、シアターコクーンで開催される三浦大輔作・演出の舞台『物語なき、この世界。』に出演中です!

構成・文:松田義人(deco)

プロフィール

峯田 和伸

1977年、山形県生まれ。銀杏BOYZ・ボーカル/ギター。2003年に銀杏BOYZを結成し、作品リリース、ライブなどを行っていたが、2014年、峯田以外の3名のメンバーがバンド脱退。以降、峯田1人で銀杏BOYZを名乗り、サポートメンバーを従えバンドを続行。俳優としての活動も行い、これまでに数多くの映画、テレビドラマなどに出演している。


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