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「新解釈・三國志」大泉洋が語る「福田組は日本一ゆるい現場」

ナタリー

20/12/2(水) 21:21

「新解釈・三國志」バーチャル生配信イベントの様子。

「新解釈・三國志」のバーチャル生配信イベントが本日12月2日に行われ、キャストの大泉洋、ムロツヨシ、賀来賢人、橋本環奈、岡田健史、監督を務めた福田雄一が出席した。

本作は魏・呉・蜀の興亡をまとめた「三国志」を新たな解釈で描くアクションコメディ。大泉が仁徳と義を重んじる蜀の武将・劉備玄徳を演じたほか、蜀を導く天才軍師・諸葛亮孔明にムロ、呉の最高司令官・周瑜に賀来、孔明を支えた妻・黄夫人に橋本、呉の君主である孫権に岡田が扮した。

配信は大泉の元気なタイトルコールで幕開け。「今日は楽しく素敵な時間を過ごせたらと思ってます」と大泉がチャーミングにカメラに手を振る。MCから「このメンバーで訪れたい場所は?」と聞かれると「故郷の北海道」と素直に回答。背景を自由に変えられるバーチャル空間のため、北海道に行くかと思いきや、画面は答えとは関係のない「中国っぽい仮想空間」へ。これを見た大泉は「全然北海道じゃない。なんで聞いたの?」と愚痴り、笑いを誘った。

「新解釈・三國志」の撮影を終えたあと、TBSの日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」の現場に入ったという大泉。「すっかり福田組のぬるま湯に浸かりきってからの日曜劇場。日本一ゆるい現場から日本一厳しい現場ですよ。セリフ間違えてもOKが出るんだもん」と笑って述懐する。福田が「面白ければセリフは間違えてもOK。誰かが笑ってもOKです」と演出方針を明かすと、大泉は「なんなら笑うまで。誰かが吹き出すまでOK出ないですよ」と付け加えた。

大泉の言う「ゆるい現場」を作り、俳優の面白い演技を引き出そうとする福田。現場の空気を張り詰めたものにしないよう、スタッフにも「怒るときは隅っこで小さい声で怒ってね」とお願いしているそう。しかし「新解釈・三國志」の現場では、隅っこで勃発したある喧嘩に誰も気付かず、主演の大泉自ら仲裁に入る異例の事態も。大泉は「主演の前でやり合いを始めちゃった。なるたけ見ないように、やだなやだなと思いながら様子をうかがってたんですよ。ついに片方が殴りかかったからダメダメーって慌てて止めたんだから! なんで俺の前でするんだよ。喧嘩の仲裁なんて大嫌いなんだから」と笑い混じりに振り返る。

ともに福田組常連で、同一作品への出演歴もあるムロと橋本。しかし同じシーンで演技をする機会はほとんどなく、「新解釈・三國志」の夫婦役で初めて本格的な共演を果たした。橋本は「生で見る福田組のムロさんは本当に面白かった。すごい期待値を上げていても結局笑っちゃう」と回想。ムロは「息もピッタリな夫婦になれました」と相性のよさをアピールした。

福田組初参加の岡田は「監督が本番中に大爆笑しながら『OK』を言うので……戸惑いながらも楽しくやらせていただきました」と振り返る。岡田演じる孫権は真面目で天然というキャラクターのため、福田は「純朴なバカを演じてほしくて、まさに純朴なバカになってくれた。迷ったたま、慣れずに本番やってるのがよかった」と称賛。賀来は「初参加の人はいろんな情報をインプットしてから現場に来るんです。『福田監督って面白いことするまで笑わないらしいよ』みたいな。だから若手俳優はけっこうビビってる」と福田組の意外な一面を明かした。

「新解釈・三國志」は12月11日より全国ロードムービー。

(c)2020「新解釈・三國志」製作委員会

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